故河野兵市JACC評議員 冬季企画展
2021年12月4日
愛媛県旧瀬戸町出身の河野兵市は自転車世界一周後、日本人初の北極点単独徒歩到達(780km)を成し遂げました(1997年5月2日=現地、当時39歳)。そしてその後の北極点から故郷への人力によるリーチングホーム(生まれ故郷をめざす)プロジェクトで、無念にもワードハント島目前の北極海にてプレッシャーリッジ(海流の衝突で割けた氷と氷が火山の爆発のように隆起する現象)に遭遇し、帰らぬ人となりました(2001年5月17日、43歳)。
この度、愛媛県生涯学習センター内の愛媛人物博物館で「河野兵市~一人北極点をめざした“旅人”~」展が開催の運びに。
展示では、貴重な資料を用いて河野の偉大な功績と人物像が紹介されています。
期間/2021(令和3)年12月4日~2022(令和4)年3月13日
9時~17時30分(入場は17時まで)※入場無料
展示会場/愛媛人物博物館3階企画展示室
問い合わせ先/愛媛県生涯学習センター
愛媛県松山市上野町甲650
電話:089-963-2111
主催/愛媛県生涯学習センター
池本記
■河野のリーチングホームで涙をのんだ地元松山市の遠征隊事務局の後藤東二氏、三宅英太郎氏の測り知れない大応援があったことをJACCは決して忘れな
■また、河野北極点等挑戦の前哨戦ともいうべきサハラ砂漠縦断のリヤカー“クスクス”号は、MTB前輪2車輪を駆使し航空搬送を考慮して分割式にするなど3日3晩でJACC池本が師弟愛を込めて製作を手がけた。