「ペダリアン」166号掲載の「国際貢献」を台湾の支援者へ感恩発信!

2024年4月24日

──胡栄華名誉会員兼理事「貢献活動」を語る

 JACC日本国際自転車交流協会(注:地球を駆けるサイクリングとアドベンチャー分野で世界をリードする団体)の2024年新春号第166号に表紙を含め3ページにわたって、私達の活動を紹介する特集記事が掲載されました。

 ヒマラヤ山脈のネパールの山村地域への小学校建設等の経緯と、昨年9月9日に桃園市の新金華園での「学校建設を祝う」感恩餐会が大きく紹介されています。

 JACC池本元光代表ご夫妻にはわざわざ日本からお祝いに来ていただき、私達の慈善活動を「国際貢献」活動として称賛していただきました。

 外国から称賛されるのは、活動を支え共に歩んでくれたあなたと私の献身の結果です。

 世界一周やサハラ砂漠縦断、中国縦横断の旅を振り返ると、悲しみや甘さ、時には迷いや落胆もあり、何よりも大切なのは、強い信念と信頼、理想への粘り強さでした。

 皆さんと一緒に、このような賛美を共有できましたことを大変嬉しく思っております。
 ありがとうございました!

1987年4月、世界一周から帰国した胡栄華さん。多くの人々と凱旋パレードが行われ、
台湾最大の食品メーカー統一企業公司の協賛で台湾各地で講演活動を展開した。

 最終号となった広告掲載紙面に世界の冒険サイクリスト最大の国際貢献活動記事を掲載できたことを嬉しく思います。

多くの支援者へ発信された166号の国際貢献活動掲載各面

特筆

■1984年3月~87年4月にかけて台湾青年初の世界一周40カ国4万2000km走破。その快挙は台湾のマスコミが大々的に報じた。旅行中から手記を連載していた大衆紙民生報主催で台湾全土をサーキットした250回もの講演活動で国民の士気を高め、政府から第30回「中華民国青年章」をはじめ、第25回「中華民国10大傑出青年章」、「台湾国際青年会議所87年度優秀青年章」等を受賞するなど、社会に良い影響を与えた功績が高く評価された。世界一周の手記第1著「単騎走天涯」全4巻を出版。
 JACC日本国際自転車交流協会は89年3月13日、胡栄華さん(35歳)の地元台湾桃園県立文化会館において同県徐鴻志知事らを迎え第1回「地球体験ペダリアン大賞」贈呈式を盛大に挙行し、活躍を称えた。

贈呈式
写真左から祝福に駆けつけた日本アジア航空(協賛)のオリビアさん、国際友好親善自転車活動訪華団(41名)竹沢荘一団長、鍛治忠雄総監督、徐鴻志桃園県長、大賞の地球儀を手にする胡栄華さん、黄天従同県主任、邱創良県議会副議長
※ペダリアン27号1989年4月1日発行表紙より

 その後、89年10月~90年11月中国大陸縦横断1万4056km走破、92年8月~93年7月欧・サハラ砂漠縦断・アジア19カ国1万2200kmを走破。3回におよぶチャレンジで3紀行8冊の体験記を民生報より刊行。こうした活動は地球体験の普及に大きく貢献した。特に世界一周当時、国交の少ない台湾青年にとっては国情を含め極めて困難な大冒険であった。
 胡さんは、元(財)捷安特体育基金会執行長・中華台北奥林匹克委員会委員・中華民国トライアスロン運動協会理事長等の要職を務め、地元桃園市でアウトドアショップ藍駝旅遊戸外用品中心を経営。97年5月日本人初の北極点単独徒歩到達を遂げた愛媛県の故河野兵市JACC評議員の無二の親友だった。

~瀬戸内海と宇和海を望む愛媛県佐田岬半島の中間に日本を代表する冒険家故河野兵市の故郷瀬戸町がある。尾根をメロディーラインが走り、道の駅となっている同町農業公園広場に建つ記念碑を7月2日訪れた胡栄華夫妻。記念碑は風力発電の大風車と心やさしき郷里の人々によって守られている──
感謝~ と記された「胡栄華夫妻 河野兵市記念碑に」の見出し掲載のペダリアン77号2001年10月10日発行表紙より

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