山田美緒アフリカ支部長兼評議員、おめでとう!! ──2023年「シチズン・オブ・ザ・イヤー」受賞!
2024年5月7日
「ルワンダで生活支援など受賞」という見出しで、優れた活動をしてきた市民をたたえる「2023年シチズン・オブ・ザ・イヤー」(シチズン時計主催)の受賞者が決まり、29日、東京都内で表彰式があった。この1年に日刊紙で紹介された個人・団体から選ばれた。
受賞したのは、
・ルワンダでシングルマザーらの働く場所づくりや生活支援など多岐にわたる活動をしてきた山田美緒さん(ルワンダ共和国キガリ市)
・目が不自由な人が自分でできる化粧法を考案し、広めている「ブラインジェンヌチーム」(福岡市
※一部略
・原爆ドームの前で被爆の実相を伝えてきた三登浩成さん(広島県府中町)。
と3組の受賞を1/30付朝日新聞、社会・総合面で横組ベタ記事掲載があった。見出しのルワンダがなければ見過ごすところだった。
JACCは1月14日開催の、4年ぶりの新年会の集合写真を山田支部長へ活動報告として新年の挨拶で送り、下記返信を受けている。
「ありがとうございます! 4年ぶり! 懐かしいお顔がちらほら! いただいたメールでのご報告になり恐縮です。シチズンオブザイヤーを受賞することになりました。1/29に授賞式があります。
賞をいただくのはフジグローブ賞(※第1回の2005年活動者として受賞)以来です!
自転車冒険の時からは想像もできない賞ですが、ありがたくいただいてきます!
また、みなさまにお会いできる日を楽しみにしています」と。
山田は下記※の活躍により06年1月14日開催の近畿地区新年総会(於大阪マルビル・レストランカラット)において、藤木高嶺JACC日本国際自転車交流協会代表理事(朝日新聞編集委員を経て大阪国際女子大学文化人類学名誉教授、登山・探検ジャーナリストとして活躍)からフジグローブ賞を受賞した。
同賞は地球儀会社㈱フジグローブ(本社大阪)西井良和社長がペダリアン紙の自転車地球体験に声援を送られ「感動を与えたペダリアンに毎年地球儀1体を贈る」目録によるもの。
※山田(41、旧姓山崎)は大阪外大時代の04/8~05/1アフリカ縦断5千km(ケニア・ナイロビ~南アフリカ・ケープタウン喜望峰まで8カ国)を男装の風貌で走破するなどキューバ、中国、米等世界20余カ国を歴訪。著書に「マンゴーと丸坊主」(幻冬舎)などがある。下記掲載のペダリアン紙に活躍の詳細を紹介。
2020年のコロナ禍で経営する日本食キセキはレストラン・ホテル部門を余儀なく閉店したが、社会起業家「KISEKI」の社長として活動を再開した山田。その挑戦「女性の貧困改善、シングルマザーの生活と子ども達の教育向上」の活躍が、毎日新聞に報道された。こうした社会貢献活動が高く評価をうけ、「シチズン・オブ・ザ・イヤー」という栄誉ある受賞に輝いた! 山田支部長、おめでとうございます!!
JACC活動紙2023年夏発行ペダリアン第164号で山田の活躍を紹介。自転車冒険軌跡等と23年3月2日付毎日新聞夕刊が1・7面で大きく報じた国際貢献記事を掲載した。
シングルマザーの皆さんと語らう山田(左写真中央)と小学低学年児童達と教育向上に取り組む先生方関係者との和やかな記念写真(写真右後方の白Tシャツが山田)。そして、その写真中央にボランティア活動に山田のKISEKIを訪ねた市川裕一会員(グレーのTシャツ、千葉県)が写る。
2023年10月7日、市川メールより
自転車からは遠ざかってしまいましたが……
JACCの皆様
ご無沙汰しております。NO.36会員の市川です。
ようやくコロナ禍が収まり、3人の子ども達も独立、さらに年金も受給できるようになったのを好機として、人生最後?の活動期に入ることにしました。
現在は山田美緒さんの移住先のルワンダ・キガリのキセキにお世話になり、主にナーサリーの子ども達支援のボランティアに取り組んでいます。
山田さんとはJACCの関東支部会合で品川でお会いしてから約17年が経過していますが、相変
わらずエネルギッシュに福祉活動や子育てにと頑張っておられる姿を拝見しております。
2023年12月18日2信、市川メールより
10月7日にメールを送らせて頂き、キセキでのボランティアは11月9日までさせて頂きました。
滞在中もボランティア仲間の方とサファリに出掛けて野生動物を観察したり、一人でレンタカーを借りてウガンダのビクトリア湖まで行ってきました。
11月10日にキセキを辞し、南アフリカ旅行の後、11月15日に帰国しました。
今後も南極旅行等に出掛ける予定です。
さらに明年4月からは障害児支援の施設に再就職することも決まっています。