植村直己冒険館で「チャレンジ応援祭」開催 JACCが「ペダリアンの集い」を兼ねて協力!

2024年11月10日

兵庫県豊岡市に、世界的冒険家である植村直己さんの精神を継承し、学び、見て、触れて体験するミュージアム、植村直己冒険館があります。

10月27日(日)に冒険館にてチャレンジ応援祭2024が開催される際に、JACCとして「ペダリアンの集い」を企画するとともに、自転車冒険にかかわる内容について協力することとなりました。

26日(土)のサイクリング、前夜祭を含めた2日間のJACC会員参加者は、宇都宮副代表(福岡)、出口事務局長(大阪)、中西国際部長(兵庫)、井上評議員(香川)、日名会員(大阪)、西畑勝明会員、西畑由香会員(奈良)、藤本芳一評議員(滋賀)、風呂本会員(広島)、白木会員(岐阜)、川畑会員(大阪)、大原評議員(大阪)の12名とゲストの方々でした。

一日目 冒険館 ←→ 玄武洞サイクリング

冒険館の職員の方が事前にコースを試走されており、当日は先導と最後尾の伴走も行っていただきました。
往復約60kmの距離を自転車7台、タンデム自転車4台、スタッフ自転車2台が走行しました。車が進入できない円山川の堤防道を基本として、安全で快適なサイクリングが行え、参加者同士で交流を深めました。

10時20分  冒険館前集合
          自転車7台 タンデム自転車4台 スタッフ2台
 参加者の声:「30kmと聞いていたけど、片道の話だったんですねえ。走れるかなあ。」
10時30分  サイクリング出発
11時10分  植村直己さんの生家見学、休憩
11時30分  頭上で高速に飛行するドローンに遭遇
 参加者の声:「私も免許をとりました。いずれ自分が走っている姿を撮影したいです。」
12時20分   昼食休憩 
          コンビニ弁当やサンドウィッチ、おにぎりなどを各自購入し昼食としました。
          参加者同士で交流を深めたり、これから旅に出発する方へアドバイスをしたり有意義に時間を過ごしました。
13時00分  サイクリング再開
13時15分  コウノトリが目の前を横切りました。
 参加者の声:「普段こんなに人に近く飛ぶことはないので、ほんとにラッキーです。」
13時50分  玄武洞到着、見学と休憩
15時15分  植村直己ふるさと公園到着
 参加者の声:「走るのが長くなると、あちらこちらが痛くなってきました」
16時00分  冒険館到着

スタート前にみんなで集合写真撮影
植村直己生家前で
円山川の堤防を走る
玄武洞前で記念写真

井上評議員(香川)は、本場の讃岐うどんをみなさんに振る舞おうと、サイクリングの時間を使って、うどん作りに汗を流しました。うどん作りはまず材料の計量を正確にする必要があります。塩水と小麦粉をていねいにこねることで独特のコシがでるそうです。
うどんづくりの手順は、次の通りです。

(1)小麦粉と塩水を混ぜてこねてまとめる。
(2)まとまったかたまりを手や足で何度も何度もこねる。
(3)十分こねたら生地をねかして、発酵するのを待つ。
(4)生地ができたら麺棒で広く延ばす。
(5)包丁で切って麺をつくる。
(6)麺をゆでる。
(7)ゆであがった麺をいったん水で締める。
(8)再度あたためた麺にかけしょうゆをあわせる。

夕食時に、香川のだししょうゆで味付けされたおいしいうどんがみなさんに振る舞われました。

参加者の声:「讃岐うどんの味がとてもおいしかったです。打ち方を学ばせていただいたので、また復習します。」

一日目 チャレンジ応援祭 前夜祭

10月26日(土)には、夕ご飯のバーベキューをいただきながら、応援祭の前夜祭が行われました。

海抜0メートルから7大陸最高峰の頂上を極める冒険家  吉田 智輝さん
グレートジャーニーの冒険家、医師  関野 吉晴さん、
11年間かけて世界1周し、植村直己賞を受賞  中西 大輔(JACC国際部長)

が、ユリオカ超特Qさんの司会のもと、それぞれの旅について、危険に思ったことやこれから取り組みたいことなどを熱く語られました。

ゲストのみなさんによるトークショー


夜には冒険館よりマットとシュラフを用意していただき、館内で就寝しました。

参加者の声:「久しぶりのシュラフでした。海外サイクリングの情景をいろいろと思い出し、なかなか寝つけませんでした。」

二日目 チャレンジ応援祭での協力

2日間で約1000名の来場者が見込まれる、冒険館のチャレンジ応援祭に、JACCとして自転車での冒険に関する出し物の協力を行いました。

ご用意いただいたテントを使用して、10時00分から14時30分の間、各場所でのイベントを担当しました。
自転車のチェーンと各国のコインを材料にしたキーホルダーづくり、パンク修理教室、変わり種自転車の試乗、リム転がしゲーム、世界を走った自転車の紹介、タンデム自転車の試乗会の各係を担当しました。

小さなお子さんを連れた家族連れの方が大勢来られ、親子で競ったり子どもの試乗をうれしそうに見ておられたり、ご夫婦でタンデム自転車を楽しまれたりしました。来場者の方々にはJACCメンバーが海外を走ったパネル展示をご覧いただきました。

冒険館のスタッフの方から、来場者のみなさんに芋煮、羽釜で炊いたごはん、鹿やイノシシのいぶし肉を振る舞われており、私たちもおいしくいただきました。

「冒険を応援すること」でつながった冒険館とJACCのご縁を、今後とも大切にしていきたいと思います。

世界を走ったJACCメンバーをパネルで紹介
タンデム自転車の試乗
ステージでの出口事務局長によるJACCの紹介
リム転がし
パンク修理教室
世界のコインと自転車のチェーンでのキーホルダー作り

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