「南極大陸自転車初踏破」重信同志を偲ぶ
2025年2月13日
2024年11月10日旅立った愛媛県の重信幸廣同志。
「余命半年」と宣告を受けた22年7月から、2年4カ月におよぶ壮絶な癌闘病虚しく旅立ってしまった“冒険サイクリスト”。「FOCUS」掲載のチリ軍艦で南極大陸自転車初踏破、マラリアとマルタ熱を乗り越えアフリカ最高峰キリマンジャロ2日連続自転車登頂など、輝く体験を遺した元小学校教師の重信同志。享年68歳。
「私は姉、父を亡くし、今、母の手術そして介護と、JACCへの会費の支払いができない旨、お許し下さい。母の介護で日々一生懸命送っております。」
“良心の塊”“これほど律儀な人間がいるのだろうか”と思う仲間への「辛いだろうが、どうか、頑張ってくれ」。
これがJACC最後の励ましの言葉となった。
「君に出会えて、ほんとうに良かったよ…ありがとう」
景美夫人と子息光李(ひかり)さんに看取られ旅立つ。
■ぜひ本文、交友記録等で偲んでいただき、目立たず、ハシャガズのこの稀に見る素晴らしい天上人に安らかな祈りを捧げていただければ幸いです。
◆本文、フイルター協力/梶政雄共同代表・宇都宮秀俊副代表・出口隆二事務局長・鈴木邦友評議員。

写真下:1988年インド小村で僧侶たちと(日の丸後方重信)