「知ろうアフリカ、ありがとう世界の友人!」
JACC評議員・松葉京三(千葉県・大阪出身)実行委員長によるJACCイベントが2011年3月6日大阪天満のドーンセンター(14:00~16:30、会場80席満席)にて開催された。今回のイベントはアフリカの現状をたくさんの人たちに認識してもらおうというのが主旨です。
第1部:沖縄在住の音楽家、近藤ヒロミさんによるアフリカ楽器ムビラ(親指ピアノ)他の演奏と歌唱。美しいアフリカの風景や輝いた目をした子ども達の映像と、魂を呼び覚ましてくれるような素朴だが躍動感のある音楽はアフリカを想う来場者を魅了した。
アフリカ音楽奏者の近藤ヒロミさん(左)とナイロビ在住のフリーライター早川千晶さん(右)
第2部:ケニア・ナイロビ在住のフリーライター早川千晶さんによる講演。東アフリカ最大のスラム「キベラスラム」で暮らす人々の現状と彼女らが作ったストリートチルドレンを育てる学校(寺子屋)の様子を通して命の大切さを語る。1999年から日本全国各地でアフリカトーク&ライブツアーを毎年実施している。
第3部:JACC池本元光代表を中心に、会場に集まった冒険家や旅人、学生、によるアフリカの過去、現在、未来を考えるトークショーが行われた。アフリカの人々、キリマンジャロ、サハラ砂漠、「見るべきもの」「知るべきこと」がアフリカにはさまざまある。援助は支援資金だけではなく実際に現地に行って現状を見て感じることが大切なようだ。
遠く地球の果てのように思えたアフリカの大地が意外と身近に感じられ、アフリカを考えると同じ一つの地球上に暮らす人間として、これからどのように人生をすごしていこうかと考えさせられるイベントとなった。
(JACC国際部長/中西大輔記)
動画:マゴソTV