2011年ペダリアンの集い

2011年のペダリアンの集いは9月17・18日、和歌山県田辺市在住小森茂之評議員のうめ園で開催されました。台風の接近する9月17日、近畿圏を中心にした会員、会員外の合計21名が集まり、親睦バーベキューと東日本大震災ボランティア体験と地球体験トークショー、ラテン音楽ダンスパーティーを実施。18日は晴天に恵まれ、潮風を堪能する白浜を周遊サイクリング。盛りだくさんな内容でした。(※武澤勇前支部長と舩木迫勇夫評議員から飲み物の差し入れがありました。感謝致します。)

開催地:和歌山県田辺市

9月17日 「親睦バーベキュー」

雨を避けるために大きな農業倉庫内で。食事とお酒が体に入ると話しが次第に弾んでくる。初参加の面々もいつのまにかうちとけられました。これから世界に出発を計画中の会員はしっかりと情報をつかんだかな。

梅やみかんの選別場である巨大な農業倉庫は
雨のバーベキューに最適 みかん箱は椅子やテーブルに早変わり
 
  

「東日本大震災の被災地支援活動報告会」

社会福祉士として活躍する坂本耕一会員が8月22日から4日間岩手県山田町での活動の様子と現地の状況を解説。坂本会員は自転車で現地近くまで移動し、社会福祉会の一員として仮設住宅の訪問調査を行う。現地では阪神大震災での失敗の教訓が活かされ、仮設住宅にはふとんなど必要な家財道具が用意されていたり、孤独死に陥らないよう入居する被災者の振り分けがうまく考えられていた。

梅とみかんを栽培する小森茂之評議員は5月の連休過ぎに収穫したばかりの甘夏をトラック一杯被災地へと送られた。(なお、小森評議員は熊野の豊かな森をとりもどそうと活動する「いちいがしの会」に賛同されています。)

坂本耕一会員のスライドトークショー
左京源皇会員の被災地ボランティア体験談

           

「地球体験トークショー」

14ヵ国、9000キロを14ヶ月かけて走破。身長163cmの華奢な坂本耕一会員がスライドで現地の様子を写真紹介しながら体験報告を発表。そしてこれから世界に旅立つペダリアン達へアドバイスする。

・特に好きな国を三つ選ぶとすると: ネパール・トルコ・アイルランド
・海外サイクリング初心者におすすめの国: ドイツ。いい道が多く、ユースホステルなどサイクリストのための宿泊施設が整っているから。
・危険だった体験: タンザニアで夜間町を歩いていて首絞め強盗に襲われる。デジカメと小銭を失った。

旅行会社勤務の瀬口つぐみさんより飛行機での輪行移動時のアドバイスあり。

「ラテンダンスパーティー」

南米ペルー仕込みの山崎婦人マガリさんによるダンスの指導。ダンスの苦手な人も全員参加して大いに盛り上がる。音楽は南米のサルサとメレンゲ。

ペルーから来日されたマガリさんを中心にラテンダンスパーティー

9月18日 「白浜サイクリング」

とれとれ市場―平草原展望台―三段壁―千畳敷―足湯―白良浜―円月島―とれとれ市場    走行距離:21km

峠を上り切り、爽快な下り坂を進む (晴天に恵まれる)
平草原展望台(※撮影 馬場哲平特別会員)
円月島
ホテル川久
漁港

今年(2011年)の夏の南紀は台風の影響による大雨で山間部を中心に大被害がありました。南紀は世界遺産の熊野古道をはじめ、美しい海岸があり、風光明媚な土地柄です。小森評議員が丹精込めて栽培されてるみかんは春先、梅は夏の初めが収穫期で各地に出荷されます。ぜひ訪れてみてください。

ペダリアンの集いは2012年も行いますので皆様のご参加をお待ちしております。

実行委員長:中川朝生副代表
幹事:出口隆二事務局長
会場・資材提供:小森茂之評議員


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