2012年ペダリアンの集い

 2012年のペダリアンの集いは8月14・15・16日、美しい日本の森とせせらぎのある兵庫県の中央部に位置するグリーンエコー笠形で開催されました。8月14日は日本各地で大雨により交通マヒが起こる中、歌手の内田あやさんを特別ゲストに迎え、全国から会員、会員外の合計21名が集まり、ペダリアンが親睦を深めました。(※武澤勇前支部長から飲み物の差し入れがありました。感謝致します。)

開催地:兵庫県神崎郡神河町

8月14日 内田あやさんミニコンサート

京都からデビュー2年目の歌手内田あやさんがアドベンチャーランナー高繁勝彦会員の「PEACE RUN」応援歌の「My Goal」や、サイクリストの曲「Brand New Day」など熱唱。透き通るような声はさすがプロです。歌詞はすべて本人が作詞しています。

司会のJOBBBインターネットラジオのパーソナリティ馬場哲平さん(左)と内田あやさん(右)
直筆サインと写真のプレゼント付きでCDを販売

「海外と日本の自転車政策の検証」

NPO法人自転車活用推進研究会に所属する藤本芳一会員によるヨーロッパの自転車先進国と日本の自転車政策の違いを報告。日本の後進的な自転車政策は至急見直さなければならない。自転車に乗る人達の質の向上を訴える藤本会員は各地で講演活動を展開中。ルール・マナーを守ること。いい自転車を大切に使うこと。車を使わなくていい距離なら自転車を活用することがよりよい社会の実現につながるのでは。

藤本芳一会員のスライドトークショー

8月15日 「銀の馬車道、生野銀山、越知川名水海道 サイクリング」

明治の初めに当時の高速道路ともいうべき馬車道が生野から姫路にかけて作られ今では国道となっている。緑の濃い国道312号線だ。道幅が狭く、交通量が多いのが少し苦ではあるがゆっくりと瀬戸内海に注ぐ猪篠川を北へとさかのぼる。、標高361mの生野峠を越えた先には戦国時代から太平洋戦争戦前まで栄えた日本を代表する生野銀山がある。生野銀山と生野ダムに立ち寄ったあと、県道367号線の険しい峠を越えて越知川の谷間に。ここは名水街道と呼ばれ名水があちこちでわき出ている。清らかな流れを横目に下り道をどんどんと軽快に進んで行くとグリーンエコー笠形へと戻ってきた。この道は車の交通量が少なく非常に気持ちのいいサイクリングができた。(Anponmanさんも参加)

午前9時、グリーンエコー笠形で記念写真を撮って出発。女性二人も参加。
雨が降りそうで降らず、日差しもなくて快適に峠に到着。
ここが生野銀山です。

「バーベキューとウクレレ、クラッシックギターコンサート」

サイクリングで汗を流した後は、温泉の入浴とバーベキューに冷たい飲み物が最高ですね。そんな楽しいひと時を盛り上げてくれる歌をウクレレの演奏とともに、関東から参加してくれた池谷昭男会員が披露。忘れられないあのメロディーは参加者だけの秘密です。そして食後はスペインのアンダルシアを訪問してきたばかりのakutaさんによるクラッシックギターの演奏。50年近く前から始めたというギターの音は聴く人の心にしみるような忘れえない趣を与えてくれました。素晴らしい夜を有難う!


ウクレレの名手池谷昭男会員。今日のサイクリングでは生まれて初めての山ビルに咬まれたり、
パンクのアクシデントに出会った唯一の人。
ギター歴50年近くなるakutaさんによるクラッシック演奏会。
サイクリングでは3日前に出来上がったばかりの新自転車を初乗りしました。

参加者の皆様たいへんお疲れ様でした。

実行委員長:中川朝生副代表
幹事:出口隆二事務局長


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