2017年 JACC新年会
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブの新年会に参加してきた。
2010年の「PEACE RUN2010日本縦断ランニングの旅」のあと、メンバーの一人中西大輔さん(植村直己冒険賞を受賞された世界二周サイクリスト)の紹介でメンバーに加えていただいたのがつい昨日の事のようだけれど、もう6年の歳月が流れた。
2014年はオーストラリア、2015年はニュージーランドに旅していたため新年会は欠席。
よって今回で4度目の出席となる
元々は私もサイクリスト。
自転車で世界一周を目論んでいたが、いつの間にかランニングにハマってしまって走って世界五大陸4万キロを目指すようになった。
同じ二本の脚が旅の手段=ツールではあるものの、そのスタイルもまたかなり異なる。
このJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブでは旅の強者も多々いる。
代表で創始者の池本元光さんは日本人で初めて自転車で世界一周をされた方。
1968年(昭和43年)8月1日、「俺は名もない青年でも、俺にできれば誰でもできる!」と20万円を手に世界一周「7年計画・100カ国訪問・4万キロ走破・キリマンジャロ登頂」自転車旅行に出発。自己の存在証明と「人生の糧」となる”人との出会い”を大切に地を這うごとくペダルを踏み続けた。(「ペダリアンドットコム〜池本元光の歴史」から
国際部長の中西大輔さんは28歳から39歳までの11年かけて自転車で地球二周130カ国15万キロ走破の快挙によって第14回植村直己冒険賞、第4回「地球体験ペダリアン大賞」「高島鞆之助賞」等数々の賞を受賞されている。
今もリアルタイムで地球体験の旅をしている者が何名かいる。
今日の新年会では、小口良平さんの報告会もあった。
小口さんは昨年10月、世界一周13万キロあまりを7年半かけて走り終え、帰国されたばかり。8年ぶりに日本の年末年始を経験されたという。
昨年12月に大阪南港ATCで開催されたスポーツバイクデモで小口さんのミニトークライヴでお話は一度聞かせてもらったけれど、やはりアフリカや南米、アジアなど未知の世界での旅は興味深いし、いざ危険な目に遭った場合に自分ならどう対処するか…あれこれ考えさせられることが多い。
私自身も昨年の「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」についての報告の時間を頂戴した。
そのあとの池本代表のお話の中で、やはり印象に残ったのは「国際交流」。
どんなものであったとしても、いったんこの地球で出会ったからにはその「絆」を大切にしていかなければならないということ。
お互いへの愛情・気配り・思いやり…これは何も旅人だけに限ったものではないのだけれど…。
仮に世界一周をしたとしても、大切なのは旅で出会った方々とのそのあとのつながり。
旅をする者は感性を研ぎ澄ませ、どんどんピュアな生き方になっていく。
出会い続ける中で、真に平和な世界を求めるようになる。
それももっともなこと…平和でなければ私たちは旅をすることも走ることもできないのだから…。
アメリカではニューヨーク、オーストラリアではシドニー、ニュージーランドではクライストチャーチ、ヨーロッパではパリでこのJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブの小旗を持って写真を撮った。
JACC日本アドベンチャーサイクリストクラブについては過去の記事も参考にしていただければありがたい。
こちらをご覧ください。
私が作ったJACC日本アドベンチャーサイクリストクラブのフライヤー
1月13日(金)NHKニュース「おはよう日本」に出演します。
午前6時半頃からスタートする「まちかど情報室」にご注目ください。
*1月9日(月・成人の日)に一本歯下駄フェスタ@富田林寺内町を開催します。