ペダリアン第97号
「リーチングホーム」記念碑にペダリアン集う（2006年8月14～16）－ペダリアンの集い2006
日本人初の北極点単独徒歩到達（1997年5月）を遂げ、地球体験行動に掲げたキャッチフレーズ「焦げつく青春」の集大成として北極点から郷里愛媛までの15000kmを人力で挑んだ故河野兵市JACC評議員の「リーチングホーム」計画。しかし、その途上の2001年5月、北極海踏破を目前にしたワードハント島84km手前の氷上で不運にもプレッシャーリッジ（海流によって起こる火山が爆発するような現象）に遭遇し、帰らぬ人となった。（当時43歳）
JACCは、そんな河野がメディアや講演会等で子供達に伝えた「夢大切に！」の想いを、記念碑にある河野が踏めなかった河野の足型プレートに寄せる集いを開催した。2006年の夏は河野の計画が順調に進めば、故郷の瀬戸町農業公園に建つ記念碑にゴール予定だった。