ペダリアン(会友)出版作品
「『玉井義臣の全仕事』あしなが運動六十年 Ⅲあしなが育英会の誕生と発展 1994−2024」 藤原書店 2024年 玉井義臣 著(全4巻の第Ⅲ書) あしなが育英会会長(元JACC日本国際自転車交流協会会長、現同協会相談役)の「交通遺児、災害遺児、病気遺児、自死遺児などすべての遺児に奨学金を! 阪神・淡路大震災と東日本大震災のすばやい現地調査と救済活動の実現の舞台裏に迫る!」561頁の本書は、生涯を遺児の救済運動に捧げてきた稀有の社会運動家の軌跡。「あしなが運動」の爆発的展開!で遺児を救済する救世主玉井氏がJACC交流協会の会長でした! |
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「『玉井義臣の全仕事』あしなが運動六十年 Ⅱ交通遺児育英会の設立と挫折 1969−1994」 藤原書店 2024年 玉井義臣 著(全4巻の第Ⅱ書) あしなが育英会会長(元JACC日本国際自転車交流協会会長、現同協会相談役)の「交通遺児育英運動から、病気・災害遺児支援にも活動を広げた疾風怒濤の時代。会機関紙に22年間連載した、子どもたちへの熱いメッセージ全228回を収録」した576頁の力作は吉永小百合氏、山極壽一氏、村田治氏ら多くが推薦。素晴らしい”遺児の救世主”玉井氏がJACC交流協会の会長でした! |
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「『玉井義臣の全仕事』あしなが運動六十年 Ⅰすべては母の事故死に始まる 1963-1969」 藤原書店 2024年 玉井義臣 著(全4巻の第Ⅰ書) 「生涯を遺児救済運動に捧げてきた稀有の社会運動家の軌跡」! 遺児救世主!玉井義臣氏(あしなが育英会会長、元JACC日本国際自転車交流協会会長=2012-15年、現同協会相談役)との関係は、JACC創設の代表池本元光が世界一周から帰国した翌年の1973年から始まり、半世紀にも及ぶ信頼関係だ。23年秋、育英会を訪ねた喜寿の池本は、一回り大兄の米寿の同氏と感無量の再会! 変わらぬ親交は、JACCの誇りだ! 池本の宝なのだ! 本欄、1973年「ゆっくり歩こう日本」、74年「赤トンボ号旅日記」、03年「あしなが運動と玉井義臣」で、玉井氏の活動書を紹介。本書、669頁の大作は「玉井義臣の全仕事」第Ⅰ書。母の交通事故死をきっかけに書き上げた論文が「朝日ジャーナル」に掲載され、当時の代表的知識人都留重人氏が激賞。初の交通評論家として「桂小金治アフタヌーンショー」などのTVで大活躍する中で、交通遺児救済運動に踏み出し、「交通遺児育英会」の発足へ!(※本書帯より) 94年当時、橋本龍太郎大蔵大臣による官僚天下りの活動妨害で財団「交通遺児育英会」乗っ取りもあるも、「良心が全身に充満した青年が現れること」(新島襄同志社大創立者の学生への手紙の一節)であるかのごとく遺児救済の救世主として、生涯を捧げておられる玉井氏。 この稀有の救世主がJACC日本国際自転車交流協会の会長でした! |
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「真鍋 博の世界」 パイインターナショナル社 2020年 監修=愛媛県美術館 1932(昭和7)年、愛媛県宇摩郡別子山村(現・新居浜市)に生まれた真鍋博はイラストレーションの世界を舞台に様々な作品を世に送りだしました。本展は、真鍋博の没後20年という節目の年に開催される大規模な回顧展です。真鍋が大学在籍中に制作した油彩画から、星新一や筒井康隆などの装幀の原画にいたるまで、約700点の作品群を展示いたします。1964年の東京オリンピックや1970年の大阪万博など、わが国の高度経済成長と呼応しつつ新たなデザインを切り開いていった真鍋の画業を、生誕の地で振り返ります。(※開催リーフレットより抜粋) 真鍋氏とJACCとのご縁は、本欄1973年同氏著「自転車讃歌」紹介のとおり、JACC発足当時から活動を支えられ、理事としてJACC日本国際自転車交流協会を導いて下さった! 同氏との出会いにことのほか感謝するJACC創設の池本元光は、真鍋氏逝去後は、麗子夫人との親交・導きを賜った。長男真氏は国立科学博物館副館長として活躍されている。 |
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歌集「アジア放浪」 青磁社 2020年 澁谷義人 著 1988年に始めた海外サイクリングは20回を越え、1997年「アジア自転車の旅」(連合出版)を刊行! その間に詠んだ短歌を歌集としてまとめた大胆な書物! 澁谷は尊敬する冒険家植村直己さんと同郷を誇りとする熱血高校教育者として活躍して来た! |
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「サイクルツーリズムの進め方 自転車でつくる豊かな地域」 学芸出版社 2019年 藤本芳一+輪の国びわ湖推進協議会 著 サイクルツーリズム振興に取り組む自治体、観光業界、市民団体などに役立つ初めての手引書。これからコースづくり、イベント開催に取り組むとき、さらに広めよう、質を高めようと悩んでいるとき、役立つノウハウ満載。びわ湖を一周する「ビワイチ」10年の実践と、しまなみ海道や全国の事例調査から実例をまじえて具体的に解説 |
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「美麗島・台湾自転車紀行」 青雲社 2019年 神谷昌秀 著 I型糖尿病疾患を抱えて紀行を成した神谷は、「台湾を走ってみたい・走ろうという人達が一人でも多くなれば良い」と、近年の台湾自転車事情をふんだんに紹介している。台湾を目指すサイクリストにとっての指南書だ! 特別な本ではないけれど、でも、特別な本なのだ……! |
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「海外自転車ひとり旅」 かもがわ出版 2017年 髙群哲夫 著 ~大阪のおっちゃん地球を走る~シリーズ4 中東・アフリカ・南アメリカ編(2010~2016の夏5回遠征 A5判206頁、1500円+税) 48年に及ぶ大阪府立高校の体育教員とあって、休みを有効活用しての地球体験だ! 老いも若きも、空を飛び、海を越え、夢の彼の地をペダルで目指すチャレンジャーにとっての役立つ指南書だ!! |
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「放浪哲学」 SBクリエイティブ 2014年 中西大輔 著 28歳のときに6年間勤めた会社を辞め、世界一周の自転車旅に出た。最初は3年半かけて60ヵ国程度を旅するつもりだった。しかし結局、11年かけて130ヵ国を訪れ、南極以外のすべての大陸を走破した。走行距離は地球4周分にもなる15万キロ以上。これまで世界一周をした通過国数、走行距離の日本記録を塗り替えてしまった。 |
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「自転車ロングツーリング入門」 実業之日本社 2013年 山下晃和 著 タイトルには入門とありますが、三分の二くらいは旅のエピソードを書いています。HOW TOのほうではクレジットカードなどのお金の持ち方やキャッシングの仕方をはじめ、トラブルに対処する方法、自転車の選び方などを書きました。 |
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「しまなみ島走BOOK」 2013年 宇都宮一成+シクロツーリズムしまなみ 著 日本でのサイクリングコースのベスト1に選ばれるしまなみ海道自転車旅の真の醍醐味を伝えるべく、地元愛媛県出身の‟なりちゃん”が立ち上がった。島の魅力ある資源を掘り起こし、活動を通じて得たたくさんの情報をもとに、実際に旅に携えていきたくなるものを目指し、自転車乗りの目線で作成に臨みました。 |
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「騎出来的人生美景 世界130国単車騎行記」 新星出版社 2013年 中西大輔 著 王俊譯 2010年出版「世界130カ国自転車旅行」の中国版! |
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「満点バイク!」 木楽舎 2011年 山田美緒 著 世界を走る女子サイクリストのイラスト旅日記。キューバ、中東、シルクロードにアフリカ。世界中の道ばたで沢山の出会いが教えてくれたこと。女子+自転車だからこそできる冒険の旅があるんです!本書には“チャレンジする足”と自転車の魔力を発揮する活躍がほと走っている! |
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「88ヶ国ふたり乗り自転車旅」 幻冬舎 2011年 宇都宮一成・トモ子 著 単行本を大幅に加筆修正し、写真も一新され、持ち運びやすくポケットサイズで登場。夫婦二人の目線で描くこの地球体験記録、人生も旅も相乗りがいい!!と強く謳っている。 |
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「くれーじー・ばいきん、オーストラリアをゆく」 鳥影社 2011年 尾賀聡 著 本書は、立命館大文学部・同サイクリングクラブ時代の1993年3月に10カ月間の豪一周を終え、なんと2011年に紀行文を出版。 JACC公式サイト「日本人による豪大陸一周の記録」には31名が列記され、15人目に尾賀が載る。尾賀を辿ると、オーストラリア一周報告書なる役立つ旅のステキな詳細を知ることが出来、著作を読了すると、なぜ自転車で一周し、どうして著が「くれーじー・ばいきん、オーストラリアをゆく」なのか、納得できる。尾賀は現在、読売新聞記者として活躍! |
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「世界130ヵ国自転車旅行」 文春新書 2010年 中西大輔 著 本書は、愛車に取り付けた6個のバッグがぼろぼろになるまで詰め込んだ満載の世界の友情・思い、旅への心意気・精神をも一気にひも解いた痛快無比な記録。日本人最多国・最長距離走破!不思議に重くない書だ。 |
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「サラリーマンのための地球の走り方」 枻出版社 2010年 のぐちやすお 著 本書は、多忙なサラリーマン生活の合間を縫って積み重ねた自転車世界旅を綴ったモノで、ベテランのぐちのノウハウが詰め込まれている。自転車で海外を旅してみたくなるカラー写真豊富な一冊だ。 |
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「ぞくぞく自転車かついでひとり旅」 かもがわ出版 2010年 高群哲夫 著 本書は17回もの海外自転車旅を重ね、遠く南アフリカやエジプト、そしてインドを含めたゾクゾク(続々)する第3弾。シルバーパワーの道草紀行が読者の心に伝わり、勇気付けられるに違いない! |
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「世界でいちばん長いハネムーン」 風濤社 2010年 宇都宮一成・トモ子 著 おもしろさギネス級と謳う二人乗り自転車で旅した、オトコとオンナの珍道中記。32ミリもの分厚い本書は宇都宮夫妻の世界旅への思いが謙虚に綴られた読み応えのある力作だ。 |
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「兄のランドセル−いのちの政治家山本孝史物語」 朝日新聞出版 2010年 山本ゆき 著 交通の悲劇! 自宅前で、兄がトラックにひかれ、その夜、兄は帰らぬ人となり、大人たちに抱えられて病院から自宅に戻った。5歳の孝史の脳裏に焼き付いたセピア色の光景。残された8歳の「兄のランドセル」。 交通遺児たちの作文に出会い、「命を大切にする世の中」にしたい──山本孝史は起ち上がった。交通遺児育英会・あしなが育英会事務局長を経て、藤村修氏(後に野田政権の官房長官、JACC日本国際自転車交流協会理事を経て相談役に)と共に育英会玉井義臣氏に推され細川護熙氏(後に首相)の日本新党から衆議院議員に。がんと闘いながら参議院議員として命を守る法案成立に命をささげ、正義と人のための政治家として生き抜き、58歳で旅立たれた。 こんなに素晴らしい人がJACC交流協会の理事でした! |
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「還暦 日本一周自転車旅行記」 アプト編集 2009年 安田敏男 著 故郷埼玉国体をPRしながら二十歳に日本一周を遂げる。44歳で所沢市会議員に。54歳駿河台大学法学部入学。パン店を中核とする複合店を展開! 還暦を機の日本一周再挑戦記! 二十歳の一周では「世界ペダル紀行」著者池本元光と安芸の宮島でキャンプ。池本の世界挑戦を大阪弁天埠頭に見送った気の置けない友! |
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「マンゴーと丸坊主」 幻冬舎 2005年 山崎美緒著 旅日記に描いたイラストを満載した旅日記。大学4年の時に一年間休学し、日本人女性初の単独でアフリカ5000kmを自転車走破する。 |
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「続自転車かついでアジアひとり旅」 かもがわ出版 2004年 高群哲夫 著 教師の特権ともいえる春・夏休みを有効に活かした地球体験で、インド、タイ、マレーシア、ボルネオ島、韓国、を訪ねた自転車の旅ならではの温もりとびっくり、感動、困った、の体当たり体験記だ。 |
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「行かずに死ねるか」 実業之日本社 2003年 石田ゆうすけ 著 本書の特色は「世界一周をした!」というだけの話ではなく、自分にとって世界一のものを探しに行くというテーマのもとにストーリーが展開している。 |
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「みかん畑に帰りたかった」 小学館 2003年 埜口保男 著 北極点単独徒歩日本人初到達の故・河野兵市の冒険行を書き下ろし、第一級ルポルタージュとして、第9回小学館ノンフィクション大賞を受賞した埜口保男が作家としての地位を築き上げた作品。 |
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「あしなが運動と玉井義臣」 岩波書店 2003年 副田義也 著 著作は筑波大社会科学系教授を経て同大名誉教授、東京大学で社会学博士になられた社会学者で、歴史社会学的考察された本書は格別の書だ。当時、本書の謹呈を受けた懇意な玉井義臣氏(あしなが育英会会長、JACC日本国際自転車交流協会理事、後に同協会会長)は、「踏み分けて 踏み分けて四十年」「池もっちゃん 根気が一番 68歳になってしもたよ がんばろな」との自筆が、氏の苦労を呼び起こした。 遺児支援への、人を助け支えることの社会的意味とは?を伝える書! |
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「絆」 河出書房新社 2002年 河野順子 著 いまどき命をかえりみずに冒険に出る夫なんて古い話かもしれないが、安定をなくした時代だからこそ冒険家河野兵市の生きた姿を本書の中で再生し、彼の言葉が現在を生き抜く人々の幸福や力とならんことを信じ、祈りながら綴られた。 |
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「超越癌症 邁向地平線!!」 復文書局 2002年 恵美子・喜兒(エミコ・シール) 著 汪精霊譯 2001年出版「ガンを越え、めざせ地平線!!」の台湾版! |
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「ガンを越え、めざせ地平線!」 (鹿砦社) 2001年 エミコ・シール 著 ガンにもめげず、地平線を目指すべく自転車世界旅の再出発にむけ闘病中の涙ぐましい、泣いておれない闘病、闘魂の書。 |
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「定年欧州自転車旅行」 連合出版 2001年 上林三郎 著 北欧ストックホルムからモロッコのタンジールまで8000kmを、現地で購入した実用自転車で走破した自転車旅行初挑戦の著者が旅人の宿ユースホステルを根城に初々しいタッチで描いている。 |
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「チベットの白き道」 山と渓谷社 1999年 安東浩正 著 厳寒のチベット高原は想像を超えた厳しい世界。少ない情報や公安局の検問などクリアするハードルはその標高と同じくらい高く、雪や高山病と闘いながらも親切なチベットの人々との交流がドラマチックである。 |
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「自転車かついでアジアひとり旅」 かもがわ出版 1999年 高群哲夫 著 大阪の元高校教師のベトナム、中国、モンゴル、台湾、駆け巡り手記。言葉が通じなくても心が通い合う旅の体験を綴っている。 |
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「チャリンコの旅がらす」 近代文芸社 1999年 宗川元章 著 60歳定年後の1991年から日本一周を含めた世界旅が綴られた書。 |
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「アラスカ犬ぞり物語」 七賢出版 1998年 舟津圭三 著 犬ぞり耐久レースに挑み続ける著者のドキュメントでアラスカの魅力、レースの過酷さ、犬たちへの愛情と信頼が伝わってくる。 |
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「生命もゆ 28歳世界自転車旅行の記録」 静岡新聞社 1998年 滝口豪人 著 世界一周途上、志半ばにしてメキシコ・エンセナダのバイパスにて不慮の事故で帰天した著者。母・美代子さんによって自転車冒険に賭けた28年間の記録が書き綴られている。日記と手紙からなる著書、手に取るたびに家族愛、人間愛の素晴らしさが伝わってくる。 |
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「北極点はブルースカイ」 愛媛新聞社 1997年 河野兵市 著 自然に対し、人に対し、常に感謝の気持ちを忘れず、前向きに生きる河野兵市。人間の限界に挑み、ただひたすら極点を求めて北へあるき続けた男の記録です。北極点単独780km60日間で達成。 |
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「アジア自転車の旅」 連合出版 1997年 澁谷義人 著 現代社会の生きた教材にと、自然破壊や貧困問題を課題にペダル実践をしている著者。中国内蒙古、シルクロード、台湾、韓国、インドネシア、ベトナム、ドイツの旅行記。 |
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「分解博物館」 同朋舎出版 1996年 同朋舎出版編集部編(自転車部門監修/池本元光) 地球には、美しい謎が満ちている──本を開けば、未知との出会いがはじまる。と、写真とイラストを満載、地球の不思議を次々解明している「ビジュアル博物館」全60巻を既刊している同朋舎出版から、この春、英和ビジュアルディクショナリー「分解博物館」B5変型、800頁、全カラー、4900円=写真=が発行された。好奇心が爆発的に売れ、3刷り目というスグレモノ。その”自転車”部門をJACC池本元光事務局長が監修(※P358-361)にあたっている。(※ペダリアン紙1996年7月1日発行56号8面より抜粋) |
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「自転車五大陸走破」 中央新書 1995年 井上洋平 著 アンカレッジを皮切りに6年半、世界を駆け抜けた青春のアドベンチャー。カナダでは熊に訪問され、アンデス越えで高山病に倒れ、マラリア熱に苦しむ。悪戦苦闘の冒険をいきいきと綴る。 |
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「天国と地獄 地球8万キロ 自転車の旅」 晩聲社 1992年 森逸広 著 中国の強制連行やインド、アジアハイウェイ等、道すがらの人々との触れあい、人いきれが興味深く書かれ、地球の熱いニオイが伝わってくるようだ。 |
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「豪州2万kmを走る」 1992年 小沢幸弘 著 |
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「犬ぞり隊、南極大陸横断す」 講談社 1992年 舟津圭三 著 犬ぞり国際隊に参加し、史上初の6040キロ踏破の人間と犬の感動の記録。 |
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「自転車野郎 駆け抜けた四万七千キロ」 海鳥社 1992年 宇都宮秀俊 著 ダリエン(パナマ地峡)縦断などが詳細に書かれた、実は“すごい”大変共感をうける著書。 |
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「ちゃりんこ西方見聞録」 朝日新聞社 1992年 川端裕介・るり子 著 旅の記録&完走のためのアドバイスや役立つ装備を詳述。1年半で奈良からシルクロード経由でローマまで15000kmを若い夫婦が駆け抜けた旅行記。二台の自転車が起こす一陣の風が爽やかだ。 |
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「読む秋田小町・馬耳台風」 全国書籍出版 1992年 伊藤秀志 著 JACCイメージソング「もっと遠くに」作詞・作曲・歌。秋田出身のシンガーソングライター。大阪、名古屋を中心にTV・ラジオ番組に、DJとして活躍! |
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「異色官僚」 徳間文庫 1987年 佐橋滋 著 こんな人が日本の官僚にいた! 忖度なしの通産官僚・佐橋滋氏だ! 「国を豊にする」のに何の忖度が必要なのか!と、何ものをも恐れない無骨さが読者の心をつかんだ氏の「異色官僚」。赤星潤、秋元秀雄両氏の同題「小説通産省」、城山三郎「官僚たちの夏」は映像化。と3冊もの小説のモデルに。城山作品はともかく、「少なくともオレのことを書くんだったら、同じくらいの心の美しさを持ってほしい」と注文をつけた。 こんな佐橋氏がJACC名誉会長でした! このJACC支えびと佐橋氏の清廉さを、ペダリアン158号(22年1月発行)に詳細を特集! |
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「自転車冒険大百科」 大和書房 1986年 池本元光 著 「自分の体力と精神力だけを頼りに壮大な計画に挑む。文明の恩恵を受けてぬくぬくと育つ現代人にこそ、自分自身へのチャレンジとしてのアドベンチャーサイクリングをもっと体験してもらいたい。」と、自転車世界一周のパイオニア、池本元光が日本一周から地球走破までのノウハウを記した書。 |
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「南米初の自転車横断」生命かけた冒険日記 朝日カルチャーセンター制作 1985年 中西秀人 著 中西ミトコ(母堂) 編 旅に賭けた息子の人生の遺稿書を追善供養として出版! |
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「アフリカよ、キリマンジャロよ」 サイマル出版会 1982年 池本元光 著 ペダルよここが山頂だ!少年の日夢見た遥かなる大地アフリカに、愛車「タルーゼ号」を駆って、自転車冒険野郎は熱風のサバンナを走り抜け、高山病にうちひしがれ、ついにキリマンジャロの白い頂をきわめた。夢と冒険の著者の青春の鮮烈なわだち! |
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「単騎走天涯」 新将軍出版公司 暢銷文庫① 1982年 池本元光 著 林徳娜譯 1974年出版「世界ペダル紀行」の台湾版! |
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「秘境のキルギス」 朝日新聞社 1982年 藤木高嶺 著 「カナダ・エスキモー」「ニューギニア高地人」などの探検ルポで名高い記者が、断崖絶壁をラクダで越えて、あこがれの秘境にたどりついた。 まだ桃源郷が残っていた!と、シルクロードの遊牧民との出会いが詳細な感動の人類学書!「月刊みんぱく」82年1月号「館長対談」には、「新聞記者はあつかましいというのか、ねばり強いというのか……。」と国立民族学博物館館長、梅棹忠夫氏は絶賛! |
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「十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本」 晩馨社 1981年 平田オリザ 著 本書は少年時代は、文学少年、音楽少年だった平田オリザさんの世界一長いタイトルの処女作。 1981年初版発行の表紙カラーはショッキングピンクだったが、2004年の新版はブルー表紙に変更された。 平田オリザさんは、劇団、教育機関、行政と様々な役職に就いてこられ、活動拠点を東京駒場から兵庫県豊岡市(冒険家故・植村直己さんの故郷で、植村直己冒険館がある)に移され、同市に新設の芸術文化観光専門職大学の初代学長として活躍されておられる(※2024年現在)! 16歳、最年少として世界一周された平田オリザさん。劇作家・演出家としてあまりにも著名。近著「名著入門 日本近代文学50選」など多数著作。遠き「昭和遊撃隊」「新戦艦高千穂」といった子供向けのSF軍事小説を文筆された平田晋策氏は、オリザさんの大叔父で、父親は考古学者であられた。 |
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「サイクリング事典」 ぺりかん社 1981年(71年初版は複数のサイクリスト走行表紙)鳥山新一 著 本書の初版は1971年、増補改訂版が1972年、新版1973年、第4版1977年と刷られた我が国サイクリングの教本。19年生まれの著者は、42年東大医学部卒のOBで、34年以来サイクリングに取り組み、52年自転車に特化の「鳥山研究所」を設立。日本サイクリング協会常任委員(72年末、世界一周を終えた池本元光=79年JACC創設=は、後に同委員に)、国際自転車医学会会員、CTC会員(エリザベス女王をパトロンとした世界で最も古いサイクリング団体で、英の活動クラブの統括団体Cyclists’Touring Club)として、内外で広く活躍。こんな権威ある氏がJACC日本国際自転車交流協会理事でした! |
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「カナダ・エスキモー再訪 私の世界探検Ⅱ」 立風書房 1980年 藤木高嶺 著 1926年兵庫県生れ、関西学院大OB、朝日新聞編集委員、日本山岳協会第1種指導員。61年以来、南北アメリカ、カナダ北極圏、欧、ニューギニア、アラビア、ヒマラヤなどに取材旅行を敢行。本書は「極限の山幻の民」につづく第2弾で、「インディオの秘境」、ルポ「ベトナム解放戦線潜入記」など多数を著作。第12回菊池寛賞受賞。79年のJACC発足前から尽力され、JACC顧問、JACC日本国際自転車交流協会代表理事として自転車冒険活動を導かれた! |
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「世界ペダル紀行」(下) サイマル出版会 1974年 池本元光 著 青春の夢といのちを愛車「タルーゼ号」に託して日本を飛びだした自転車野郎。果てしなき大平原を人びとの息づく街々を友情とロマンを求めて力強く走り抜いた五大陸四万二千キロのヤング痛快冒険記録!全国学校図書館協議会選定図書 |
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「世界ペダル紀行」(上) サイマル出版会 1974年 池本元光 著 地球は広いぞ!灼けつく大地、大雪のパンパス、烈風吹きすさぶ極南の地。ポケットに50ドルしかなくとも、友情が支えてくれたヨーロッパ・ツアー・・・・汗とほこり、喜びと苦闘にまみれた四年四ヵ月!バイタリティあふれるアドベンチャー青春手記!全国学校図書館協議会選定図書 |
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「サイクリング百科 ペダルをふんで人間にかえろう」 モーターマガジン出版社 1974年 高橋勇 著 我が国の冒険サイクリストの先駆けで「世界ペダル紀行」の著者池本元光らを育てた冒険サイクリストの父! 懇意にされている笑福亭仁鶴さんは「これからは自転車ですワ」と推薦! |
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「赤トンボ旅日記」 サイマル出版会 1974年 交通遺児を励ます会全国協議会 編(主筆 玉井義臣) 本書は、東京日本橋を出発ゴールに交通遺児はじめ全国の少年少女166人が1台の自転車「赤トンボ号」を乗りついで日本を一周し、日本に土と心をとりもどす連帯の輪をむすんだユックリズムの記録! 72年末に世界一周から帰国した池本元光(JACC創設者)は、73年夏のこの運動の伴走者をつとめた! |
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「ゆっくり歩こう日本」 サイマル出版会 1973年 玉井義臣 著 TBS解説委員入江徳郎氏、テレビ司会者桂小金治氏、朝日新聞編集委員小松練平氏、NHKアナウンサー鈴木健二氏、イラストレーター真鍋博氏、サンケイ新聞論説委員山本雄一郎氏らが推薦する本書は、繫栄と浪費と自動車文明によるスピード禍に対する反省から、ゆっくり歩こう「ユックリズム」運動を展開し、減速の哲学を提唱した玉井氏の力作(氏は2012−15年、JACC日本国際自転車交流協会会長)! |
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「自転車讃歌」 ぺりかん社 1973年 真鍋 博 著 自転車で環境を守ろうというバイコロジーは、日本自転車普及協会等 21団体が同運動をすすめる会を構成。本著の真鍋氏、交通評論家の玉井義臣氏、初代環境庁長官の大石武一氏、千葉大教授の清水馨八郎氏ら11名が委員として同推進企画会議を構成。これらバイコロジーをすすめる会推薦が、夢の自転車を際限なく描かれた「自転車讃歌」。 21世紀を予想した未来都市を描くイラストレーター第一人者として活躍。 73年サイクルショー(東京晴海国際見本市会場)車内吊りポスターを制作。「4万2千キロ世界一周汗と涙の記録展」出展の池本元光(79年JACC創設)へ、「池本元光君 真鍋博 1973/5.30」と署名された本書が贈られた。イラストと文明論で展開、バイコロジー運動を積極推進、なによりも自転車を愛する氏、JACC発足当時から自転車地球体験活動を支えられ、JACC日本国際自転車交流協会理事でした! |
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「ペダルをふんでロンドンへ」 赤間関書房 1971年 小杉邦夫 著 横浜港を発ちインド・ボンベイ(現ムンバイ)スタートの中近東14,000キロの痛快ケチ旅行記! |
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「日本一周自転車旅行」 大和書房 1964年 小林鉦明 著 日本一周へのあこがれ── 頭のなかの日本列島。夢はあくまで夢だ。“足”はどうするか。僕は日本を知りたい。胸をはって社会人に。母に打ちあける。みんながみんな反対した。ついに自転車を手に入れる。やるなら日本を全部まわろう。装備と衣類はギリギリ。病気はしないつもり。まあ、何とかなるさ……。 |