第1回 地球体験ペダリアン大賞
第1回の自転車地球体験最高の栄誉は、9カ国の候補者から台湾の青年で初めて世界走破(84/3~87/7、5大陸40カ国4万2千km走破)を果たした胡栄華さん(当時35歳、大衆紙「民生報」の支援をとりつけ、同紙に連載。訪問各国で友好の旅を紹介。帰国後、手記『単騎走天涯』全4巻を出版。台湾最大の食品会社統一公司の協賛によって台湾各地の学校、職場等で250回以上の講演活動を展開。その活躍が若い世代への模範をなし、社会へ良い影響を与えた功績が高く評価され、中華民国青年章、体育協会章、台湾国際青年会議所87年度優秀10大傑出青年章等に輝く)へ1989年贈呈。
JACCは贈呈式を兼ね41名の台湾一周友好サイクリング活動訪華団を結成し訪台。
贈呈式は3月13日午前11時、熱烈歓迎のなか胡栄華さんの故郷桃園県立文化中心=会館に於いて、徐鴻志桃園県長=知事、邱創良県議会副議長、劉金標中華民国自由車協会理事長、同県山岳会代表らを来賓に迎え、両国関係者100名余が出席して盛大に挙行。そして、劉金標理事長(自転車メーカー・ジャイアント会長)から「友誼永固」の盾が竹沢荘一代表へ贈られた。その模様は、新聞、テレビで大きく報道された。
「国際友好親善自転車活動組織である日本アドベンチャー・サイクリストクラブ国際友好大賞選考委員会は、貴殿の自転車世界一周の顕著な功績を高く評価し、ここに栄誉を讃え『地球体験ペダリアン大賞』を授賞します」
贈呈式及びサイクリング活動は、訪華団の到着から離台に至るまで終始、全面協力下さった自由車協会の隊長郭金仁さん(アウトドアマンで台湾自転車界第一線指導者)、林栄隆さん(台湾サッカー界の雄)、受賞者の胡栄華さん、そして池本元光副団長の20年来の知人、李棟材さん、陳錫振さん、安全走行へ尽力下さった全県の警察交通隊のみなさんの支援のお陰で目的を完遂することができた。