滝口豪人慰霊碑への訪問
夢の世界一周途上の1992年12月18日、メキシコ・エンセナダの地で帰らぬ旅人となってしまった滝口豪人(28歳)。遥か異国の高原を走る道路脇で、ひっそりとペダリアンを待つ滝口の慰霊碑を2008年1月13日JACC創設者池本元光と梶政雄副代表が訪ねた。慰霊碑は持参したボトルの水できれいに清められ、前夜こしらえた大福餅とみかん、カップヌードルが供えられた。滝口が帰らぬペダリアンとなって15年が経過し、池本はやっと念願叶いたどり着くことができた。
1993年8月、母親の美代子さんによって米サンディエゴから運ばれてきた慰霊碑が滝口帰らぬ地に建てられた。黒い御影石の碑には思いが込められた。“生命もゆ”と共に、滝口と愛車の雄姿、日章旗にJACC名が刻み込まれ、裏面はスペイン語による鎮魂碑となっている。
滝口豪人の慰霊碑は米ロサンゼルスを南下し、メキシコ・カリフォルニア半島の付け根エンセナダへのバイパス沿いにある。
ペダリアン2008(第104号)
2013年4月5日、20年の歳月を経て、松葉京三副代表(写真左)はサンディエゴ在住の梶政雄支部長夫妻と共に現地を訪ね、JACCの心を手向けた。
ペダリアン2013(第124号)