山田美緒アフリカ支部長兼評議員、おめでとう!! ──2023年「シチズン・オブ・ザ・イヤー」受賞!
「ルワンダで生活支援など受賞」という見出しで、優れた活動をしてきた市民をたたえる「2023年シチズン・オブ・ザ・イヤー」(シチズン時計主催)の受賞者が決まり、29日、東京都内で表彰式があった。この1年に日刊紙で紹介された個人・団体から選ばれた。
受賞したのは、
・ルワンダでシングルマザーらの働く場所づくりや生活支援など多岐にわたる活動をしてきた山田美緒さん(ルワンダ共和国キガリ市)
・目が不自由な人が自分でできる化粧法を考案し、広めている「ブラインジェンヌチーム」(福岡市
※一部略
・原爆ドームの前で被爆の実相を伝えてきた三登浩成さん(広島県府中町)。
と3組の受賞を1/30付朝日新聞、社会・総合面で横組ベタ記事掲載があった。見出しのルワンダがなければ見過ごすところだった。
JACCは1月14日開催の、4年ぶりの新年会の集合写真を山田支部長へ活動報告として新年の挨拶で送り、下記返信を受けている。
「ありがとうございます! 4年ぶり! 懐かしいお顔がちらほら! いただいたメールでのご報告になり恐縮です。シチズンオブザイヤーを受賞することになりました。1/29に授賞式があります。
賞をいただくのはフジグローブ賞(※第1回の2005年活動者として受賞)以来です!
自転車冒険の時からは想像もできない賞ですが、ありがたくいただいてきます!
また、みなさまにお会いできる日を楽しみにしています」と。

山田は下記※の活躍により06年1月14日開催の近畿地区新年総会(於大阪マルビル・レストランカラット)において、藤木高嶺JACC日本国際自転車交流協会代表理事(朝日新聞編集委員を経て大阪国際女子大学文化人類学名誉教授、登山・探検ジャーナリストとして活躍)からフジグローブ賞を受賞した。
同賞は地球儀会社㈱フジグローブ(本社大阪)西井良和社長がペダリアン紙の自転車地球体験に声援を送られ「感動を与えたペダリアンに毎年地球儀1体を贈る」目録によるもの。
※山田(41、旧姓山崎)は大阪外大時代の04/8~05/1アフリカ縦断5千km(ケニア・ナイロビ~南アフリカ・ケープタウン喜望峰まで8カ国)を男装の風貌で走破するなどキューバ、中国、米等世界20余カ国を歴訪。著書に「マンゴーと丸坊主」(幻冬舎)などがある。下記掲載のペダリアン紙に活躍の詳細を紹介。

2020年のコロナ禍で経営する日本食キセキはレストラン・ホテル部門を余儀なく閉店したが、社会起業家「KISEKI」の社長として活動を再開した山田。その挑戦「女性の貧困改善、シングルマザーの生活と子ども達の教育向上」の活躍が、毎日新聞に報道された。こうした社会貢献活動が高く評価をうけ、「シチズン・オブ・ザ・イヤー」という栄誉ある受賞に輝いた! 山田支部長、おめでとうございます!!

JACC活動紙2023年夏発行ペダリアン第164号で山田の活躍を紹介。自転車冒険軌跡等と23年3月2日付毎日新聞夕刊が1・7面で大きく報じた国際貢献記事を掲載した。


シングルマザーの皆さんと語らう山田(左写真中央)と小学低学年児童達と教育向上に取り組む先生方関係者との和やかな記念写真(写真右後方の白Tシャツが山田)。そして、その写真中央にボランティア活動に山田のKISEKIを訪ねた市川裕一会員(グレーのTシャツ、千葉県)が写る。
2023年10月7日、市川メールより
自転車からは遠ざかってしまいましたが……
JACCの皆様
ご無沙汰しております。NO.36会員の市川です。
ようやくコロナ禍が収まり、3人の子ども達も独立、さらに年金も受給できるようになったのを好機として、人生最後?の活動期に入ることにしました。
現在は山田美緒さんの移住先のルワンダ・キガリのキセキにお世話になり、主にナーサリーの子ども達支援のボランティアに取り組んでいます。
山田さんとはJACCの関東支部会合で品川でお会いしてから約17年が経過していますが、相変
わらずエネルギッシュに福祉活動や子育てにと頑張っておられる姿を拝見しております。
2023年12月18日2信、市川メールより
10月7日にメールを送らせて頂き、キセキでのボランティアは11月9日までさせて頂きました。
滞在中もボランティア仲間の方とサファリに出掛けて野生動物を観察したり、一人でレンタカーを借りてウガンダのビクトリア湖まで行ってきました。
11月10日にキセキを辞し、南アフリカ旅行の後、11月15日に帰国しました。
今後も南極旅行等に出掛ける予定です。
さらに明年4月からは障害児支援の施設に再就職することも決まっています。
JACCと植村直己冒険館──タンデム自転車試乗イベント実施!

日本アドベンチャー・サイクリストクラブと植村直己冒険館(兵庫県豊岡市)とのかかわりは、安東浩正評議員が日本人初の冬期シベリア単独自転車横断の偉業が2003年に、さらには中西大輔国際部長による11年かけての自転車での地球2周16万キロ走が2009年に認められ植村直己冒険賞を受賞した経線から始まりました。
その後、一般客、JACCの仲間も含め多くのサイクリストが訪問されたことと思います。
昨年10月にはチャレンジ応援祭の一環としてJACCからも海外白転車旅行の体験談の報告に参加してきました。
大阪府豊中市でサイクルショップを経営する私と親交の深い日系ブラジル人のハラ・ジェルソン・アイザワ氏が製作した竹を素材とするロードレーサーオーナーの山内一生会員の自転車も持参したことをきつかけに、私がパイロットを務める福場秀和氏所有の漆仕上げの竹タンデムとともに2024年新年から5月のゴールデンウィークにかけて館内展示を実施しております。
そして、その流れで4月14日天の下、家族連れでにぎわう日曜日にはタンデム自転車体験試乗会を実施し多くの方に楽しんでいただきました。
また、屋外で昼食をとりながら吉谷義奉館長と今後JACCが企画するサイクル&キャンプイベント想について話が弾み、今後さらに協力し合ってイベントを盛り上げていくことになりました。
JACC事務局長出口隆二(1978年北米大陸横断)

「ペダリアン」166号掲載の「国際貢献」を台湾の支援者へ感恩発信!
──胡栄華名誉会員兼理事「貢献活動」を語る
JACC日本国際自転車交流協会(注:地球を駆けるサイクリングとアドベンチャー分野で世界をリードする団体)の2024年新春号第166号に表紙を含め3ページにわたって、私達の活動を紹介する特集記事が掲載されました。
ヒマラヤ山脈のネパールの山村地域への小学校建設等の経緯と、昨年9月9日に桃園市の新金華園での「学校建設を祝う」感恩餐会が大きく紹介されています。
JACC池本元光代表ご夫妻にはわざわざ日本からお祝いに来ていただき、私達の慈善活動を「国際貢献」活動として称賛していただきました。
外国から称賛されるのは、活動を支え共に歩んでくれたあなたと私の献身の結果です。
世界一周やサハラ砂漠縦断、中国縦横断の旅を振り返ると、悲しみや甘さ、時には迷いや落胆もあり、何よりも大切なのは、強い信念と信頼、理想への粘り強さでした。
皆さんと一緒に、このような賛美を共有できましたことを大変嬉しく思っております。
ありがとうございました!

台湾最大の食品メーカー統一企業公司の協賛で台湾各地で講演活動を展開した。
最終号となった広告掲載紙面に世界の冒険サイクリスト最大の国際貢献活動記事を掲載できたことを嬉しく思います。

特筆
■1984年3月~87年4月にかけて台湾青年初の世界一周40カ国4万2000km走破。その快挙は台湾のマスコミが大々的に報じた。旅行中から手記を連載していた大衆紙民生報主催で台湾全土をサーキットした250回もの講演活動で国民の士気を高め、政府から第30回「中華民国青年章」をはじめ、第25回「中華民国10大傑出青年章」、「台湾国際青年会議所87年度優秀青年章」等を受賞するなど、社会に良い影響を与えた功績が高く評価された。世界一周の手記第1著「単騎走天涯」全4巻を出版。
JACC日本国際自転車交流協会は89年3月13日、胡栄華さん(35歳)の地元台湾桃園県立文化会館において同県徐鴻志知事らを迎え第1回「地球体験ペダリアン大賞」贈呈式を盛大に挙行し、活躍を称えた。

写真左から祝福に駆けつけた日本アジア航空(協賛)のオリビアさん、国際友好親善自転車活動訪華団(41名)竹沢荘一団長、鍛治忠雄総監督、徐鴻志桃園県長、大賞の地球儀を手にする胡栄華さん、黄天従同県主任、邱創良県議会副議長
※ペダリアン27号1989年4月1日発行表紙より
その後、89年10月~90年11月中国大陸縦横断1万4056km走破、92年8月~93年7月欧・サハラ砂漠縦断・アジア19カ国1万2200kmを走破。3回におよぶチャレンジで3紀行8冊の体験記を民生報より刊行。こうした活動は地球体験の普及に大きく貢献した。特に世界一周当時、国交の少ない台湾青年にとっては国情を含め極めて困難な大冒険であった。
胡さんは、元(財)捷安特体育基金会執行長・中華台北奥林匹克委員会委員・中華民国トライアスロン運動協会理事長等の要職を務め、地元桃園市でアウトドアショップ藍駝旅遊戸外用品中心を経営。97年5月日本人初の北極点単独徒歩到達を遂げた愛媛県の故河野兵市JACC評議員の無二の親友だった。

感謝~ と記された「胡栄華夫妻 河野兵市記念碑に」の見出し掲載のペダリアン77号2001年10月10日発行表紙より
井上評議員(香川県)「新年会」を寄せる
4年ぶりの新年会(於ホテルクライトン新大阪にて1月14日開催=写真下)、皆様と久しぶりにお会いでき嬉しく思っております。
JACCロゴに地球が浮かぶ立体クリスタルウエイト、遠方役員出席謝礼等を頂き、ありがとうございました。マグネットステッカーは車に付けてJACCメンバーとして恥ずかしくない運転を心掛けたいと思います。
そして、今までどこに出しても恥ずかしくない地球体験情報機関紙季刊「ペダリアン」(「広告支援という責任ある紙面活動への冒険に挑戦!」を掲げ1982年10月10日体育の日に創刊し、広告掲載機関紙としての役割を終えた最終号新春166号)発行のご苦労をお察しいたします。41年余の長期にわたり、本当にご苦労様でした。
井上義公(JACC評議員、香川県、1984年10月入会)
4年ぶりの新年会、東京から多忙なモデル活動のなか山下晃和評議員、福岡から宇都宮秀俊副代表、香川から井上評議員が遠路出席。神奈川からは23/7〜11アンカレジ~メキシコボーダーまでの北米 断を81歳で挑戦した神谷泰毅が講演。
感謝! ユーラシア大陸横断の西畑勝明・由香夫妻のjr.小5のアウトドア少女葉純ちゃん、植村直己さんが消息を絶ったアラスカ・デナリ登頂の澤昇平jr.でエベレスト登頂を夢見る小3の直樹君。23/10/21-22の植村直己冒険館「チャレンジ応援祭」イベント(JACC協力)にも参加してくれた小学生コンビ。大人に混じっていつもありがとう! 子どもは宝! 日本の宝! JACCの宝だ!

※小学生コンビは、海外在住役員のアフリカ支部長兼評議員の山田美緒さん、豪メルボルンのエミコ・シール評議員、台湾の胡栄華名誉会員兼理事、米カリフォルニア・サンディエゴ支部長の梶政雄JACC共同代表へ向けての「ミオさん(アフリカ・ルワンダ) エミコさん(オーストラリア) 胡栄華さん(台湾) 梶さん(アメリカ・サンディエゴ) 2024年よろしく!JACC」の新年メッセージを掲げた! ありがとう!!

井上評議員へ贈られた立体クリスタルとマグネットステッカー(左右10.8cm)
ステッカーは梶支部長がトルコ・イズミール滞在中にJACC活動記念として製作。
※中央下500円コインはサイズ比較用

その昔、映画「24の瞳」で知られた小豆島。2023年、サイクリングを楽しんだ井上評議員の愛車。
※井上は元企業(隆祥産業)内サイクリング部長として活躍
「御支援役員の皆々さまへ」(挨拶文)を受けて
JACC日本国際自転車交流協会理事から
「ペダリアン」の発行にピリオドを打たれる事になった由、長年の愛読者の一人として改めて感謝申し上げます。
42年の長きに渡る取り組みは、池本さんはじめ皆さんの献身的なご苦労があってこその成就だと拝察申し上げます。
今後ともご交誼、宜しくお願い致します。
坪井恒彦 氏
(大阪/元読売新聞社編集委員)20240402
4月1日付のお知らせ、頂戴しました。
ペーパーでの「ペダリアン」廃刊とのこと、なんとも残念ですが、いろいろ事情があってのことでしょう、やむを得ません。
それにしても、1982年の発行開始から42年間になるそう、半世紀に近い歳月ですね、この間、どれだけの若いペダリアンが背中を押されて世界に勇躍したことか、その功績は計り知れないものがあったと思います。
池本さん、みなさん、すごい! よくやった!
本当にご苦労さんでした。
遠藤靖夫 氏
(埼玉/元朝日新聞社運動部長)20240402
JACC代表 池本元光 胡さんの“国際貢献”感恩慶賀へ訪台
日本アドベンチャー・サイクリストクラブ名誉会員
JACC日本国際自転車交流協会理事
胡 栄華 さん
「台湾援助尼泊爾
偏郷建校
曁水塔落成誌慶
感恩餐會」
2023年9月9日開催
於 台湾桃園市

第1回「地球体験ペダリアン大賞」を受賞した台湾の胡 栄華さんのネパール山村に小学校建設、給水塔、水汲み場設置の国際貢献は「ペダリアン」第154号(2021年1月1日発行)、第156号(7月1日発行)特集で紹介してきました。




世界一周→台湾一周講演活動200余回(統一企業公司協賛)→地球体験ペダリアン大賞受賞(35歳)→アウトドアショップ藍駝旅遊戸外用品中心経営(25年間)→60歳ネパール山村ダディン地区に小学校6教室、給水塔1基、水汲み場62箇所等を落成。ヒマラヤの神からの素晴らしいプレゼントとして子供達、村人に喜ばれている!
コロナ禍で延び延びとなっていた感恩慶賀餐會が案内ポスターのとおり4年越しの開催の運びとなりました。構想着手から完成まで、現地まで度々足を運び、関係者との打ち合わせ…コツコツと地道な活動4年。そして、その後の維持…その熱き熱き胡栄華さんの思いには涙せずにはおれません。
そこには素蘭夫人、家族の理解、400人もの支援者の皆さんなくしてこの素晴らしい国際貢献活動は語ることは出来ません。まさに台湾の心を見る思いで、世界の冒険サイクリスト、日本アドベンチャー・サイクリストクラブ、JACC日本国際自転車交流協会の誇りです!
日本人初の北極点単独徒歩到達後の挑戦で、北極海に眠ってしまった無二の親友河野兵市同志も、きっとこの貢献を喜んでいるに違いない。 ありがとう! 胡栄華さん。
自転車冒険シネマのご案内 「オーストリアからオーストラリアへ ~ふたりの自転車大冒険~」
2017/4ー2018/4オーストリア青年(23歳・24歳)による

3大陸19カ国18,000kmを走り抜き、監督・脚本・撮影(ドローン、小型4Kカメラを駆使)・編集まで手掛けた88分間のドキュメンタリーが、3年後の今、ついに日本にやって来た!!
パンドラ配給2/11(金・祝)ヒューマントラストシネマ有楽町&アップリンク吉祥寺で公開!
ほか全国順次公開される!!
※本作はORF(オーストリア放送協会)映画による支援29,000€(約370万円)を得て制作されている。
※帰国後ふたりは映画を完成させたほか、旅の経験を本「AUSTRIA2AUSUTRALIA」にして出版。
Amazonでの評価は★5つ中の4.6と高評価を受けている。
・JACCは、”旅と撮影の同時進行に脱帽だ!
「やってみよう!」精神で、人いきれを乗り越えコアラの国へ!
「挑戦!」への情熱で、大冒険をやってのけた痛快な銀輪ロードムービー!
突っ切った2人の青春は感動そのものだ!”
と池本元光代表は推奨コメントを贈っている。
上映案内(配給会社パンドラ提供)
| 地域 | 劇場名 | 公開日 |
| 東京都 | ヒューマントラストシネマ有楽町 | 2022年2月11日(金)~17日(木)14:45 1週間延長上映! 2月24日(木)まで |
| 東京都 | アップリンク吉祥寺 | 2022年2月14日(月)~17日(木) 13:15/18:50 |
| 愛知県 | 名演小劇場 | 2022年3月4日(金)~ |
| 青森県 | シネマディクト | 2022年3月12日(土)~ |
| 栃木県 | 小山シネマロブレ | 2022年3月18日(金)~ |
| 鹿児島県 | ガーデンズシネマ | 2022年3月24日(木)~ |
| 群馬県 | 前橋シネマハウス | 2022年3月26日(土)~ |
| 北海道 | シアターキノ | 2022年3月26日(土)~ |
| 富山県 | ほとり座 | 近日公開 |
| 兵庫県 | 元町映画館 | 近日公開 |
| 京都府 | アップリンク京都 | 2022年4月 |
| 大阪府 | シネ・リーブル梅田 | 2022年4月1日(金)~ |
| 栃木県 | 宇都宮ヒカリ座 | 2022年4月1日(金)~ |
| 神奈川県 | 横浜シネマリン | 2022年4月16日(土)~ |
故河野兵市JACC評議員 冬季企画展


愛媛県旧瀬戸町出身の河野兵市は自転車世界一周後、日本人初の北極点単独徒歩到達(780km)を成し遂げました(1997年5月2日=現地、当時39歳)。そしてその後の北極点から故郷への人力によるリーチングホーム(生まれ故郷をめざす)プロジェクトで、無念にもワードハント島目前の北極海にてプレッシャーリッジ(海流の衝突で割けた氷と氷が火山の爆発のように隆起する現象)に遭遇し、帰らぬ人となりました(2001年5月17日、43歳)。
この度、愛媛県生涯学習センター内の愛媛人物博物館で「河野兵市~一人北極点をめざした“旅人”~」展が開催の運びに。
展示では、貴重な資料を用いて河野の偉大な功績と人物像が紹介されています。
期間/2021(令和3)年12月4日~2022(令和4)年3月13日
9時~17時30分(入場は17時まで)※入場無料
展示会場/愛媛人物博物館3階企画展示室
問い合わせ先/愛媛県生涯学習センター
愛媛県松山市上野町甲650
電話:089-963-2111
主催/愛媛県生涯学習センター
池本記
■河野のリーチングホームで涙をのんだ地元松山市の遠征隊事務局の後藤東二氏、三宅英太郎氏の測り知れない大応援があったことをJACCは決して忘れな
■また、河野北極点等挑戦の前哨戦ともいうべきサハラ砂漠縦断のリヤカー“クスクス”号は、MTB前輪2車輪を駆使し航空搬送を考慮して分割式にするなど3日3晩でJACC池本が師弟愛を込めて製作を手がけた。

「JACCストラップ」プレゼント‼

1979年創設以来、JACCを支えてくださったことに感謝申し上げます。JACCは2020年1月発生の今世紀最悪のパンデミックなこの新型コロナウイルス下、創設42周年を迎えました。
地球体験活動の異変を迎える中、JACCはこの度、JACCに見合った「JACCストラップ」を製作致しました。
このJACC創設年入りロゴのストラップは、彫金作家として活躍する彫吉工房の吉安十四彦同志(若き日に豪一周縦断走破、愛知県)が心をこめて製作してくれました(直径3cm厚さ0.5mm、ステンレス製鏡面仕上げ)。※経費削減のため桐箱には入っておりません。悪しからず。
ご希望の方は、下記メールへ「JACCストラップ希望」、住所・氏名・年齢を明記のうえお申し込み下さい。
メールアドレス pedalian_ikemoto@yahoo.co.jp
先着100名ですが、希望者多数の場合は抽選により、発送をもって代えさせて頂きます。ご了承下さい。
今後ともJACCへのご支援宜しくお願い申し上げます。
「世界を駆け抜けた自転車冒険家の軌跡」──関西CSC(大阪)冒険展開催!!
──国内初最大規模の常設展示!
コロナ禍を突いて、日本の自転車冒険“夢”体験を多くの人々に伝えようと、自転車のテーマパークとして年間30万人近い来場者を迎える関西サイクルスポーツセンター(関西CSC=大阪府河内長野市、金剛生駒紀泉国定公園内にある約20万㎡を有する施設)が、「世界を駆け抜けた自転車冒険家の軌跡」という国内初最大規模の常設展示の開催を昨年11月2日から始めた。
出展者は日本アドベンチャー・サイクリストクラブ(JACC)の推薦をうけた1968年から2020年までの体験者、以下8名。

■西畑由香(旧姓松尾、奈良県、大阪府出身)
女性初単独ユーラシア大陸横断
24カ国(07/5ネパール・カトマンズ~08/12欧マケドニア・シュトゥカ)
1万4000㎞走破
・2009年地球体験フジグローブ賞受賞
■永谷彰朗(滋賀県、京都府出身)
教師を辞めて世界一周
55カ国(88/5~95/4)
7万5000㎞走破
■磯田喜之(大阪府)
タンデム相乗り世界一周
95カ国(09/8~20/3タイで新型コロナに遭遇し緊急帰国)
6万2964㎞走破
■待井 剛(兵庫県、長野県出身)
世界一周「行きっぱなし」日本人記録達成!
117カ国(92/4~98/5)11万6780㎞走破
・1998年第3回地球体験ペダリアン大賞受賞
■中西大輔(兵庫県)
地球を2周した植村直己冒険賞受賞者
130カ国(98/7~09/10)
15万1849㎞走破(日本人最長走行記録達成!)
・2009年第4回地球体験ペダリアン大賞受賞
■鈴木邦友(東京都)
世界の自転車や自転車文化を巡る世界一周
76カ国(86/6~89/5)70000㎞走破
■宇都宮秀俊(福岡県)
日本人学生初の世界一周
40カ国(84/6~87/1世界初の道なきダリエン地峡踏破)
4万6101㎞走破
■池本元光(大阪府)
日本人初の世界一周
47カ国(68/8~72/12)4万1840㎞走破
※アフリカ最高峰キリマンジャロ自転車登頂車・豪ナラボー平原横断セーリングサイクルも特別展示。








写真データ提供:関西CSC
展示会場には、それぞれが夢の地へ燃え世界の道にチャレンジした愛車、タンデム自転車やキャンピング自転車等10台が、思い出の詰まった装備品・記録品と共に興味深く展示されている。
池本 記
今春退職澁谷、元日紙面飾る!
──自転車旅の短歌人で兵庫県立八鹿高校校長
ペダルに汗し、アジアの人々との出会いを詠んだ短歌集「アジア放浪」(青磁社)を集大成として還暦記念に出版した澁谷義人(60、滋賀大院OB、トライアスリートとしても活躍、身長182㎝、93/1入会)。
88年から学校休みを活用して自転車旅を始め、96年にモンゴル高原、台湾、シルクロード、韓国、インドネシア、ベトナムを駆け抜けた出会いとその文化を「アジア自転車の旅」(連合出版)に著した。
08年末までに19回の遠征。「サイクルスポーツ」誌(93~09年)に手記14回、神戸新聞文芸欄に7度の紀行掲載を数える。
兵庫県日高町出身の澁谷は熱血先生として活躍し、出石・高砂・香住各高校、母校豊岡高校定時制・日高両高校教頭、八鹿高校長と郷里県立高校を長年歩んできた。
兵庫県日高町は、国民栄誉賞受賞の「世界のウエムラ」故植村直己さんの故郷。高校の先輩植村さんを尊敬する澁谷の旅挑戦はここから始まっていた!

1/1付読売新聞の破顔一生欄で退職を控えた澁谷は「夢を持ち 前へ」という言葉を学生達に贈った!若き日のアジアペダル旅で短歌を詠み、07年NHK全国短歌大会特選でNHKホールに出演し全国放映等など活躍してきた澁谷。ペダルと短歌の両輪人生は集大成として元日紙面を大きく飾った!
池本 記
特報!! 「河島英五 JACC日本国際自転車交流協会理事」
JACC History/河島英五理事──60年代にギター抱えてチベット、ペルー等を人と旅を語る吟遊詩人として歩く。シンガーソングライターとして「酒と泪と男と女」「時代おくれ」などのヒット曲を出し、91年NHK紅白歌合戦でダイナミックに熱唱。阪神大震災チャリティーコンサートを10年継続。そんな英五さんが交流協会理事でした。01/4/16急逝。48歳の若さでした。とJACC機関紙「ペダリアン」に掲載を続け、感謝を忘れずに歩んできた。
この度、没後20年 – 人生旅的途上 – 河島英五展が京都文化博物館別館において4/16から4/25まで開催されるにあたり、ここにスケジュール等を特報するものです。
※特別イベントに出演の山田啓二氏、河島あみるさん(英五さんの長女)、河島翔馬さん(英五さんの長男)、大平サブロー氏とはJACC池本元光代表がラジオ・TV出演等でお世話になっている。


コロナ下の奮闘! 胡 栄華(台湾)さんの活躍!!
国際友好大賞「地球体験ペダリアン大賞」受賞から30年。
国際貢献! ネパール山村へ学校建設
■2020年4月、25年間経営したアウトドアショップ藍駱駝(ブルーキャメル)を閉じ、ネパール支援を本格始動! 台湾桃園国際空港に近い桃園市の旧社屋には中華民国青年章牌など数々の功績記念品が飾られている。
※胡さんと愛車が掲載された「単車世界」誌の紙面をご参照下さい。
■大賞受賞者胡栄華さんの栄誉ある国際貢献活動の詳細は、ペダリアン新年号で紹介の運びです。



県議会議長、ジャイアント創業者劉氏らが出席

由来等が


尊敬されると


涙の遭難までが


遭遇!! コロナ禍中の冒険者──神保広武
チリ南部チロエ島、コロナで離島できず!
世界一周ラストスパート南米で足止め!
南北約4500kmもあるチリ。
南米アンデス最高峰のアコンカグアとの対面後、首都サンチアゴから南へ約1000kmの港町プエルトモントへ走行。さらにフェリーで数km南のチロエ島へ渡り、アメリカ大陸縦断道路パナメリカナ5号線を島内終点の町ケジョンに3月23日到着した神保。
しかし、思わぬ新型コロナに遭遇!チロエ島ロックダウンにより離島できず、未だ(8月末)ペダル再開への道は閉ざされたままだ・・・・・・・・。
JACCは同志へ、激励メッセージを託した!
「がんばれ!同志神保」と願わずにはいられない。
写真は神保会員のアンデス走行及び長期滞在が余儀なくされているチロエ島のキャンプ場での生活を紹介するものです。
池本記





※昭文社世界なるほど地図帳より

ブルーシートで


フライパンで





をカットマシンで








歴代役員名簿












鬼才イラストレーター
没後20年「“真鍋 博”大規模回顧展」始まる!
於:愛媛県美術館(松山市)
※真鍋博氏はバイコロジー運動の推進者で、21世紀を予想した
未来都市を描くイラストレーター第一人者として活躍され、JACC国際交流協会理事として自転車地球体験活動を発足当時から支えて下さった。


■2020年11月3日イベント
「真鍋家トークショー」(東京在住の夫人の真鍋麗子氏、真鍋真氏、真鍋由氏)が県立図書館5F多目的ホールで行われます。

■「真鍋博の世界」公式図録兼書籍(発行パイインターナショナル社)はB5版256頁価3600円+税の素晴らしい書籍で、自転車関連での懐かしいところでは、20キロ文明への憧れ「自転車讃歌」(ぺりかん社73年刊)の表紙等や、東京・晴海での'75サイクルショー(主催㈶自転車産業振興協会)のポスターなどが…満載されている。

■恐竜学博士として活躍される長男・真鍋真氏(国立科学博物館標本資料センター・コレクションディレクター/分子生物多様性研究資料センター長)の新著「恐竜学」(発行学研プラス社20/7刊)。恐竜への関心が急上昇する昨今、メディアで大活躍されている。
自動運転時代の道路交通 Ⅳ ― 自動運転化・AI化・IoT化・電気化 ―
※自転車研究家の鈴木邦友評議員からの報告です。(2018年11月4日)
自動運転の時代が訪れると、道交法違反や無理な運転をする自動車がなくなる。そのため交通事故が激減する。また、効率的な道路交通となるため、交通渋滞や排気ガスによる環境汚染、無駄なエネルギーの使用もなくなる。さらに、無駄に走る自動車がなくなり路上には最小限の自動車しか存在しなくなるため、道路の拡張や拡幅も不要になる。その他、自動車を所有することすら不要になるため、駐車場等自動車が専有するスペースまでも減少させることができる。
そうなると、それに費やされる国家予算や自治体経費、企業や個人の出費も大幅に軽減されることになる。しかもそこで使われなくなった経費や予算を他の事業に振り分けることができるようになる。今まで予算が不十分だった事業にそれらを回すことができるようになれば、国民の生活が豊かになるとともに企業の成長のための礎ともなる。
つまり、国全体が豊かになるということになる。
もちろん自動車と同じ「道路」を通行する歩行者や自転車にも、多くの変化がみられるようになる。
では、実際どのような変化が自転車にあらわれるのか見てゆくことにしよう。
自転車に与える影響として、自動運転化やAI・IoT化がもたらす最大のメリットとしては、対自動車との交通事故の激減が上げられよう。もちろんそこにはさらなる技術の進歩と道路環境の整備が必要となるが、人が運転するよりはるかに高レベルで安全な自動運転車が増加すれば自転車対自動車、歩行者対自動車の交通事故は反比例的に減少してゆくことになる。
交通事故を分析してみると、その原因の多くが人のミスにあることがわかる。事故の原因には必ずと言っていいほど「道路交通法第○○条の違反による」という言葉がついてくる。そのことからもわかるように、運転者が交通ルールを守っていなかったということが事故の原因ということになる。
その最もわかりやすい例が踏切事故。「踏切が鳴ったら渡らない」を守っていれば事故は絶対に起こらないはず。また踏切が開いている状態でも、道交法どおり踏切前での一時停止と安全確認を励行していれば、踏切が故障していたとしても、たとえ警音器や遮断機がなくても、事故は起こらないはずだ。
見通しの悪い交差点での車両と車両、車両と人・自転車との出会いがしらの事故も、道路標識に従い必ず一時停止し安全を確認していれば起こらない。交通法規を守っていれば、事故の多くが防げたはずだ。
しかし踏切事故も交差点での出会いがしらの事故も絶つことはない。ようするに車両の運転者が交通法規を守っていなかったからということになる。
ではなぜ人は違反をしてしまうのか。それにもきっと原因があるはず。ということで、その原因について探ってみると・・・・・。そこには意外なものが見えてきた。その原因とは、人の心理状態によるもの。はっきり言えば、人の「心の弱」さだ。
筆者は通勤に自転車を使っている。その途中踏切がいくつか存在する。ちょうど通勤ラッシュと重なるため、列車が数珠つながりとなり「開かずの踏切」状態となってしまう。やっと開いたと思うと数秒でまた閉じてしまう。自動車も踏切を渡るのに長い列だ。
ここで違反の原因となる人の心(の弱さ)が見つけられた。警報機が鳴り出す。列の先頭の1~2台は当り前のように通過してゆく。さらに3台目、4台目と通過。最大で5台の車両が通過してゆくのを見たこともある。5台目が渡ろうとした時には遮断機も降り始めていた。もっと驚かされたのが、警報機が鳴り先頭の車両が法規どおり止まると、それを追い越し踏切を通過してゆく車両の姿もしばしばあった。もうこうなると違反というよりは犯罪だ。自転車の雑誌で書きづらいが、自転車は遮断機が閉まりかけていたって平然と通過してゆく。歩行者にいたっては遮断機が下りきっていても潜り抜けてゆく。
いつも渡る踏切。こうなることはわかっているはずなのに、毎日毎日イライラ状態を募らせ違反を繰り返しているのだ。“止まらなければならないのに止まれない”まさに人の心の弱さだ。
一時停止の標識のある交差点でもそんな風景に出くわす。減速はするがしっかり停止する車両は少ない。ましてや見通しの効かない交差点で停止線の前で止まってもう一度左右の安全が確認できるところで止まる二段階停止をおこなっている車両となるとまず見られない。中にはただ減速するだけで確認もなしに通過してゆく車両もある。何のための一時停止なのかわかっていないはずはない。完全に止まって確認したとしてもたいして時間はかからないはず。ようするに一時停止違反であることを知っていて違反をしていることになる。減速も停止もアクセルペダルとブレーキペダルを踏みかえる簡単な操作できる。それなのに止まれないということは、まさに自分の欲求を抑えることができないという心の弱さということになる。
その他にも、信号機が青から黄色にかわろうとしているのに、気付くとアクセルペダルを踏み込んでしまう。制限速度を守れない。自転車や歩行者を見て「邪魔だ」と思ってしまう・・・・・。これらもほとんどが心の弱さからくるもの。そして多くのドライバーが身に覚えのあることではないだろうか。
そのくせ他人の違反には敏感に反応してしまい、イライラし、幅寄せをしたり、クラクションを鳴らしたり、前車にぴったりくっついたりと悪質なあおり行為にいたってしまう。これも心の弱さからくるものだ。
もちろん「うっかり」というように、特に意識せずに起こしてしまう違反もある。漫然運転といわれ、ボーっとしていて事故にいたることもある。気が付いたら一方通行を逆走していたり、一時停止の標識に気づかなかったり、最近よく耳にする高速道路の逆走等。やる気でやっているわけではないが、これらもまた運転に集中できないという心の弱さからくるものではないだろうか。
こうなると、自動車という機械が原因で起こる事故や、環境が起因した事故というものはかなり少ないということになる。逆に機械は正しく動こうとしているのに、それを悪い方向に動かしてしまっているのが人ということになる。
機械には心がないと言われている。良い心もなければ悪い心もない。優しい心もなければ憎しみの心もない。人から命じられたことをただただ忠実に実行しているだけだ。人の使い方によっては平和のための道具にもなれば戦争のための武器にもなる。
ということは、人が持つ優しい心から生まれる行動をプログラミングすれば、心はなくても優しい運転をする自動運転車になるということになる。「他の物体には絶対に接触しない」「人を驚かせたり不快にしたりするような行動をしない」「ルールは絶対に無視しない・そして守る」「異常を感じたら行動を継続しない」「無理な運行をしない」等の正しいプログラミングをすることで、その自動運転車は優しい運転をする道具になる。漫然運転もなければうっかり運転もない。自分勝手な運転もしなければせっかちな運転をすることもない。もちろん機械なので、それによってストレスを感じることもなければ、イライラすることもない。心をもたない自動運転車は、ただただ忠実に交通ルールを守り通すことができる。優しくも強い心を持った優秀なドライバー同様の運転が可能ということになる。
結果、違反が原因の交通事故は激減することになる。
そしてもう一つがIoT化による道路交通環境の変化。IoTは自動運転とセットで考えなければならない技術。自動運転車をはじめ多くのものをインターネットで繋げてしまおうというネットワーク技術だ。
道路を使用するもの全てがネットワークで繋がり、お互いの情報をやり取りすることで、ほとんどの交通事故が防げることになる。信号無視、一時停止無視で暴走する自転車の運転者も、自動車が交差点に近づいていることがわかれば、あえて交差点に突っ込んでは行かないはず。また自分の進行方向の信号が青であったとしても、自転車が信号無視・一時停止無視で交差点へ侵入してくることが予測できれば、車両を減速させまた停止させ事故を回避することも可能になる。ようするに、今まで予測できなかったものがIoTにより情報として得られるようになれば、人の目や耳、勘というあいまいな情報に頼っていた運転を、数値化した確実な情報による運転にかえることができるようになる。
自転車や歩行者の場合であれば、「道路を通行するときもしくは外出するときには必ずスマホのような端末機を携行すること」で、IoT化することは可能、また端末を携帯しなくても道路に埋め込まれたセンサーが自転車や歩行者の行動を読み取れるようになれば、全ての道路使用者がIoTによる交通システムに組み込まれることになる。全ての道路利用者が、周辺に存在する道路利用者と結ばれることになれば、交通事故は激減することになる。
さらに自動運転のAI技術とIoTが高度に進歩・連携することにより、信号機や踏切、道路標識や道路標示等までもが不要になることも考えられる。また各システムが「安全」と判断すれば、一般道路であっても各車両が出せる最高の速度で走ることができるようになろう。つまり全道路における制限速度の廃止だ。
さらに移動時間の短縮は、保有車両の削減に繋がることにもなる。
自動車が自動運転になり、IoTで結ばれるようになれば、その相性の良さから自動車の電気化も自然に進む。そうなると自動車が環境に及ぼす影響も少なくなる。
自動車がエンジンで動く限り道路上で燃料は消費される。その結果有害な排ガス、再利用できない熱、騒音も道路上に撒かれることになる。その道路は生活環境の中に存在し、必然的にその有害なものの影響を私たちは受けることになる。
ところが電気自動車は排ガスを出さない。放出される熱も摩擦熱程度。音も回転音と摩擦音くらい。しかも部品点数も少なく製造にかかるエネルギーも小さく抑えられる他、軽量のため動力効率にも優れている。
もちろん電気を作るためのエネルギー源は必要になるが、その生産は効率的におこなえるため、たとえその電気を作るために化石燃料が使われたとしても、各車両で動力エネルギー化するよりも効率的がよい。また自動運転システムやIoTシステムも電気で作動させるため、化石燃料を電気エネルギーに変換するときの装置も不要でエネルギーロスも小さくなる。
さらに電気は化石燃料や核燃料の他、太陽光、地熱、水力、波、風力といった自然界に存在するエネルギーからも作ることができるため、有害物質を出さないという大きなメリットもある。
もちろんそればかりではない。電気化の最大の利点は、電気を作るところとそれを動力エネルギーとして消費するところを離すことができるということ。電気は簡単に素早くどこへでも輸送することができるエネルギーのため、火力発電所であれ原子力発電所であれ、有害な物質を排出する発電所を人が生活する環境から離すことができる。最近では非接触充電も一般化していることから、将来は他の惑星で効率的に発電した電気を無線で送電し、全地球上のエネルギーをまかなっているなんてことになるかもしれない。
事故が無くなり、快適な移動環境が整い、クリーンな大自然の中で、私たちは自転車を楽しむことができるようになる。
自動車の自動運転化、AI化、IoT化、そして電気化。私たちの生活環境は想像以上に素晴らしいものになろう。その中で最も恩恵を受けるのが自転車であり、その自転車を愛する私たちなのかもしれない。
おわり
鈴木邦友
参考文献:サイクルフィールド誌 2018 3~9 「未来の道路環境について考える」
自動運転時代の道路交通 Ⅲ ― 全ての自動車は公共交通機関になる ―
※自転車研究家の鈴木邦友評議員からの報告です。(2018年9月30日)
自動車をいつでも誰もが自由に使える時代がやってくる。もちろん自動車を所有することや運転免許を持つこともなく。多くの自動車は公共交通機関となり、「今すぐ東京駅まで。3人ネッ!」とスマホやスマートスピーカーに呼びかければ、自動運転タクシーがやってきて目的地まで連れて行ってくれる。運賃は今の数分の一もしかすると無料となり、支払いも電子決済でいちいち財布を開くわずらわしさもない。配車時間や到着時間等も予約時点で端末が知らせてくれ、時間も無駄にしない。もちろん出先でもこんな感じで、誰もがいつでも自動車を使えるようになる。
そんな未来の交通システムの構築に向け、2020年の東京五輪・パラリンピックを目標に、「レベル4」の無人自動運タクシーやバスを走らせようという構想が持ち上がり、すでに都心エリアで実証実験がはじまった。関東エリアの国際空港や都内の主要鉄道ターミナル・バスターミナルから、オリンピック会場、選手村、主要ホテルまでのルートに無人自動運転のタクシーやバスを走らせようというものだ。当然、会場内やその周辺における大会関係者の移動等も視野に入れたものであろうことがうかがわれる。
東京五輪・パラリンピック以降は、鉄道やバスがなく、タクシーですら来ないいわゆる公共交通空白地域で、役所や病院といった公共施設、職場や学校、ショッピングセンターや娯楽施設等と住居を結ぶ足として発展してゆくことが大きく期待されている。
自動運転自動車の普及は、移動に関してどこに住んでいようと、都心部と比べてもなんら不便を感じることのない良好な交通環境を実現させることになる。
交通環境が変わるというより、社会や人の生活自体が大きく改善されることになる。
また、自動運転自動車の普及は、人が移動するときの無駄な時間や無駄なエネルギーの浪費を削減する効果も考えられる。
例えば買い物で自動車を使ったとしよう。すると次のような行動が考えられる。
① 自宅から駐車場まで自動車をとりに行く。
② 自動車の点検や掃除、車両によっては暖機運転も必要となる。
③ 運転をして目的の商店へ向かう。
④ 到着後、同乗者がいれば店の前で下す。
⑤ 運転者は駐車場まで自動車を置きに行く。
⑥ 駐車場から商店まで徒歩で戻ってくる。
⑦ 途中燃料が少なければ、ガソリンスタンドに寄ることも考えられる。
このような行動と時間が必要になる。
これが自動運転自動車を利用したとすると。
① スマホやスマートスピーカー等通信端末でクルマ(自動運転タクシー)を呼ぶ。
② 「間もなく到着します」のお知らせが来たら外に出て自動車に乗り込み、目的地に向かう。
行動や時間はこれだけにしか費やされない。無駄は一切消滅することになる
自動車自体の動きを見ても、迎車は最も近くにいるタクシーが配車され、移動後も最も近い待機場所で別の客待ち状態に入るだけとなる。無駄な走行がなくなることから、無駄なエネルギーの使用や大気汚染、渋滞や交通事故の減少につながることにもなる。
結果、社会や自然環境での無駄なエネルギーの消費が削減され、人々の生活にゆとりが生まれることになる。
これがビジネス上の動きであれば、無駄な行動は生産性につながらない。これまで無駄に消費されていた労力を有効なビジネス活動に回すことで、生産性を向上させることにもなる。経済活動上のロスの削減となる。
自動運転の普及やAI技術、IoTシステムの発達とともに、自動運転自動車自体の機能や性能、品質はさらに向上する。やがて、交通事故「0」という日もやってこよう。人の運転と比べ、はるかに高いレベルでの走行が可能になるからだ。しかも運転者によってまちまちだった運転技術の差もなくなり、全ての自動車が同じレベルで走行することになる。ようするにどの自動車も同じ走り方ができるということになり、安全性は高くなる。もちろん全ての自動車が自動運転になった時のことだが。
そうなると、人が運転することで必要とされる道路交通環境・交通システム上の様々なものもいらなくなってくる。
前号でも触れさせていただいたが、自動車がまっすぐぶれずに走れるようになれば、極端な話直線路においては道路の幅員は自動車の幅とほぼ同じにすることができる。全ての自動車の最大車幅の上限を2mとすれば、道幅も片側おおよそ2mプラス数センチもあれば十分ということになる。
また、自動車の無駄な走行がなくなることから、走行車両数も今後減少してゆくことが考えられるため、片側二車線以上の道路も必要なくなる。道幅や車線数の減少で使われなくなったスペースを、歩行者や自転車のための移動空間、緑道、道路公園、プロムナードにすることで、ここでもまた人々の生活に豊かさをもたらすことになる。
さらに道路の新設や拡幅、また地下に潜らせたり高いところを走らせたりする必要もなくなるため、道路整備のための予算をその他の住民サービス、環境整備に回すことができるようにもなる。
全ての自動車が自動運転になれば、自動車のための道路標識や道路標示等も不要になる。そもそもそれらは、人が運転することを前提に設けられているもの。ハンドルを握る人に情報を提供したり注意を喚起させたりするのが目的で存在しているので、人が自動車の運転をしなくなれば、その存在は全く意味をなさなくなる。そこを通行する自動車に伝えなければならないリアルタイムの情報は、無線回線でやり取りすればいいだけのことだからだ。
踏切の遮断機でさえ、自動運転自動車には不要になる。列車の接近を前もって自動車の制御システムに送信し、「列車が近づいている踏切の前では必ず止まり → 列車が通過するのを待ち → 列車が通り過ぎたら速やかに発進する」というプログラムを自動運転自動車の制御システムにプログラミングしておけば、遮断機を降ろしたり警報音を鳴らしたりすることも無用になる。当然のことながら、従来のように「列車が接近していなくても踏切では、必ず一時停止しなければならない」というルールも不要になる。これこそまさに自動車を人が運転するからこそ存在しているようなルールだからだ。
踏切で遮断機や警音器が不要になるということは、自動車用の信号機も不要になるということ。例えば、ある一つの交差点に向け2台の自動車が走行してくるとしよう。互いの自動車はこのまま走行をつづければ、同時に交差点内に侵入することになる。今までは信号機や一時停止の道路標識(表示)で、自動車の運転者に指示や注意を与え、どちらかの車両を停止させることにより衝突事故を回避していた。しかし自動運転の時代では、互いの自動車間で情報のやり取りが可能となるため、速度を落とした方がよい車両と、逆に速度を上げた方良い車両が瞬時に演算され、全く見通しのきかない交差点でも互いに停車することなく通過できるようになる。それは2台以上でも同じ。まるで日体大の「集団行動」のような絶妙なタイミングで互いに他車を交わしてゆくことになる。
その他、センターラインや車道外側線、縁石やガードレール等の存在にも不要となってこよう。極論、車道とそれ以外の道路部分、さらには道路と道路以外の部分との線引きも必要なくなるのではないかと思われる。
そうなれば、標識のポールやガードレールの脚が歩行者や自転車の通行の妨げになるようなこともなくなり、雨天時に路面の白線で滑ったり、ペイントの厚みでハンドルを取られたりということもなくなる。
ようするに車道(自動車用)という概念までもがなくなり、新たに人が安心して快適に移動できる歩道や自転車道等の進化につながることも考えられる。
もちろん道交法を厳守し安全走行を履行する自動運転自動車なのだから、道路を歩行者や自転車と区別しなくても、全ての道路使用者が安全・快適に共存することができるようになる。高齢者や障害者の移動の難所となっていた歩道橋、地下横断歩道等も姿を消すことになろう。
交通システムの省エネ化も期待できる。人が運転に介在しないということは、自動車の走行に必要な照明設備も要らなくなる。夜間車道部分を照らす街路灯、自動車用の信号灯、電光式行先案内板や道路標識等。さらにそれらを保守するための労力も不要になる。また車両を無駄に停止させることが少なくなるため、道路の損傷も少なくなり、修繕費の削減も期待できる。自動車自体のエネルギーロスも軽減されることになる。
それはそこに費やされる税金の軽減ということにもなる。
自動運転の時代には、車道上の多くの設備が不要になるとともに、交通インフラのコンパクト化にもつながることになる。自動車に占有されていた車道部分の割合は今よりも少なくなり、そこに費やされていたエネルギー消費量も減少する。もちろんそれだけではない。無駄に所有していた自動車の台数が少なくなる分、自動車を保管する場所や出先で止めておく場所も今より少なくて済む。
また道路の建設費のほとんどは税金で賄われるため、道路整備にかかる費用が削減されれば、その予算を他の公共事業に回すこともができるようになる。
さらに自動車の保有台数が減り、無駄な走行がなくなれば、環境保全に貢献することにもなる。
限られたスペースの有効活用、エネルギー資源の無駄遣いの削減、地域差のない移動環境の実現等、住環境・生活環境の改善につながってゆくことになる。そして自動車はさらに便利で安全で価値の高いものになる。
今まで自動車があるために費やされていたものが、人々の暮らしのために使われることになり、結果、人びとの暮らしに余裕が生まれ豊かになってゆくことになろう。
自動車の自動運転化は、道路環境を、また私たちの生活を大きく改善してくれることになる。
つづく
鈴木邦友
参考文献:サイクルフィールド誌 2018 3~9 「未来の道路環境について考える」
自動運転時代の道路交通 Ⅱ ― 全ての自動車は公共交通機関になる ―
※自転車研究家の鈴木邦友評議員からの報告です。(2018年8月16日)
前回にひきつづき、現在わが国の旅客輸送事業が抱える問題について、もう一度見てゆくことにしよう。
公共交通機関に求められる最大のサービス、それはいつでもどこでも利用したい時に利用できること。つまり便の本数や運行経路の多さ、車両数ということになる。しかもそこには運賃も当然のこと影響してくる。鉄道やバスは運賃は安いが便数や運行経路が限定されているため、目的地に着くまで乗り換えが必要になることが多く、時間もかかる。また乗車地・降車地が定められているため、乗車前や降車後は必ず徒歩での移動が必要になる。特に地方では便数や運行経路が少なく、その存在すらない地域も存在することから、大きな社会問題となっている。
それとは逆にタクシーはドア・ツー・ドアが基本で移動時間も短く最も便利な交通機関とされている。だが、運行経路や乗降場所の定めがないため、不確実な部分も多く、利用者数が多くなる時間帯や場所、自然環境の影響により車両が余ったり全くつかまらなくなったりという波が発生する。また人が少ない地域では営業する車両も少なくなりがちで、いつでもどこでもという良さが発揮しきれていないことも多い。
鉄道やバス等大量に人を輸送する交通機関は、その運行システム上自由度という点ではある程度の制約は覚悟しなければならないが、タクシーの場合は個別輸送のため基本的に車両台数を増やし、需要の状況を見ながら車両を供給すること、そして運賃を下げることで、さらに自由度の高い便利な交通機関になることが考えられる。ただし前号でも述べさせていただいたとおり、既存のシステムでは、車両を増やし、運賃を下げることはそう簡単に実現させられることではない。
さらにタクシーの増車が制限されている原因には次のような問題も関係している。
まずその原因の一つに、年々利用者数が減少していることが上げられる。需要が減りつつある中供給量を増やせば、規制緩和時代と同じ状態が生まれてしまう。
二つ目は、利便性の向上や運賃の値下げについては既に限界の状態に至ってしまっていること。経費の80%以上が人件費であるタクシー事業では、車両数の確保と運行の安全を担保させるためには、これ以上人件費を削ることは考えられない。人件費を下げれば乗務員の労働条件や環境はより厳しくなり、しいては安全やサービスの確保にその影響が及んでしまうからだ。また少子高齢化でただでさえ人材の確保が難しくなる中、その仕事に魅力がなく人が確保できなければ、タクシー事業は成り立たなくなってしまう。タクシードライバーの全国平均年齢は約58歳で、全産業のそれより十数歳も高い。また法人タクシーでも80歳越えのドライバーが存在していることから考えても、人材確保は重要な課題になっていることがうかがわれる。
ようするにタクシーを中心とする個別輸送のための車両が増やせない原因の原点になっているのが「人」であり、人が介在する限り、車両を増やすことができないという状態になってしまっている。
ということは、もし自動車の運転に人を必要とせず、多くのタクシーが無人化されることになれば、さまざまな問題が解決の方向に向かうということになる。その他にも労働基準法等の労働関係法令や、道路運送法、道路交通法等の道路関係法令の条文はその多くが人に対するものであり、そこに人の介在がなければ多くの問題がクリアされることにもなる。例えばタクシー特有の一運行における最大運転時間や最長走行距離、必ず取らなければならない休憩時間、勤務と勤務の間の一定の休息時間、週単位、年単位で定められる労働時間等の決め事も、まさにそこで働く人の労働環境を守るためのものであり、そこに人の介在が無ければ不要になる。運転者のいない車両は特に支障をきたさない限り走りつづけることができるため、自動運転車は、車検・整備や清掃を除き、1年365日1日24時間、稼働率100%を維持させることができるようになる。さらに、それら多くの規制が廃止されまた緩和されれば、増車や新規参入は社会問題には至らず、その制限の必要はなくなるはずだ。
結果タクシーの保有台数が増え、またそれと同じ状況が実現すれば、移動したい時にいつでも車両が使える状態になり、いつでも便利に使える公共交通機関があるということは、「自動車を所有する」という概念すらなくしてしまうということにもなる。最終的には人を運ぶ自動車はタクシーだけということになる。
もちろん日本には都心部のように移動に事欠かない地域もあれば、山間部のように移動することが生活上の最大の問題という地域もある。もちろんいつでもどこでもすぐに移動ができる状態にするということは不可能かもしれないが、どんな過疎地にいたとしても30分以内でタクシーが必ず迎えに来るとすれば、特に不便を感じることはなくなり、日本のどこに住んでいようとあえて自家用車を持つことなど考える必要性はなくなってしまことになる。そのようなきめ細かな車両配置くらいは、無人自動運転のタクシーにとって決して難しいことではなく、結果、いざというときのことを考えて所有していた無駄な自動車(自家用車)は激減し、国内の自動車の総保有台数もかなり減ることになろう。
ここ最近シェアリング・エコノミーという言葉をよく耳にするようになったが、そもそもタクシーというシステム自体も一台の自動車を多くの人が利用するという点ではそれを代表するものであり、その使い勝手が向上するということはさらに需要は高まるということになる。ようするにどこに住んでいようと移動に対する不安や無駄がなくなり、生活に新たな余裕が生まれることになる。
自走運転が普及し、自動車の個人所有が激減するということは、他にもさまざまな好影響を生み出すことになる。例えば自宅のカーポートや月極駐車場、街のコインパーキング、巨大モールの巨大駐車場や公共施設や娯楽施設、コンビニの駐車場からも自動車というものが消えることになり、駐車場という概念すらなくなってしまうことにもなる。ただし空車タクシーの待機場所や車寄せは十分なスペースが必要になるが。もちろん自転車の行く手を阻む違法路上駐車車両すらも激減することになる。一体どれだけのスペースが歩行者や自転車、そして人々の生活のために解放されることだろう。
もう一つ、正しいプログラミングを与えられた自動運転車は、決して法規を犯さなければ、無理な運転をすることもない。いつでも100%安全運転を励行し、上手な運転をする。さらに危険予知に関しては人とは比べ物にならない程の能力を有し、人や自転車が物陰から飛び出すこと等、事前に察知し対処までもおこなうことができるようになるだろう。ましてや、周りの自動車をあおったり、自転車や歩行者に嫌がらせをしたりというばかな車両もなくなる。クラクションの音もこの世から消えることになる。ようするに違反や交通事故というものは姿を消すことになる。
「クルマに気をつけなさい!」もしかするとこんな言葉さえも聞かれなくなるかもしれない
さらに道路やその設備自体にも変化があらわれることになろう。
全ての個別輸送車両が公共交通機関になれば、無駄な移動ということも激減する。それにより今までの新設や拡幅を中心とする道路行政の見直しも必要となる。なぜならば、人の移動が減少し自動車の運行距離や台数が減少すれば、必然的に道路の新設や拡幅も不要になるからだ。
そんなことから、海外では自動運転社会を見すえて、道路の新設や拡幅計画を見直す動きも出てきたというニュースも聞かれるようになった。
既存の道路、特に車道部分は人が車両を運転することを前提に計画されてきた。わが国が批准するウイーン条約にも自動車の運転は人がしなければならないことが明記され、道路もそれを基本に作られてきた。車道の幅、制限速度、道路標識や表示等もまさに人が運転することを前提に整備されている。ところが自動運転化の時代にはそのこと自体不要になる。運転技術の高い自動運転車両では、車道の幅は車両の幅よりわずかに広いくらいで十分。自動車に対する道路標識や表示等人の目に訴える設備も、通信システムによりおこなわれるようになるため不要になる。踏切の遮断機や警音器などもなくなるかもしれない。そればかりか信号機ですら姿を消す可能性もある。さらに制限速度の存在にまで疑問がもたれるようになってきた。道路環境や通行量等の状況を解析し安全が担保されれば、特に決まった制限速度を定めず、道路環境に相応しい速度で走行させることができるようになるからだ。それにより最も効率の良い運行速度で走ることができるようになる。時に全てのシステムが安全と判断すれば、その車両が有する最高の性能で走ることもできるようになる。結果、移動時間が短くなるということは、車両が路上を走行している時間が短くなるということであり、考え方を変えると路上に存在する走行車両を減少させたのと同じ効果が生まれることになる。ということで、自動運転時代には高速道路(自動車専用道路)の必要性すら疑問視されるのではないかと思われる。
この様に道路を通行する車両の台数が減少するということは、道路の新設や拡幅等の計画は見直しが求められるようになり、逆に道路跡地や減幅された部分の緑地化や歩行者や自転車のためのスペースとして蘇らせる等の再開発が必要になってくることも考えられる。
自動運転の普及により、人の移動に係る無駄は大幅に削減されることになる。そこに費やされていた膨大な時間や経費は、いずれ住みやすい社会づくりや人々の福祉のために還元されることになるだろう。
つづく
鈴木邦友
参考文献:サイクルフィールド誌 2018 3~9 「未来の道路環境について考える」
2018年ペダリアンの集い 三重県
JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)ぺダリアンの集い
(2018 年6月2 日3日三重県青川峡キャンピングパーク)

JACC山下晃和評議員主宰Bike & Campのイベントのお手伝いに仲間たちが駆けつけてくれました。


小口良平会員とその自転車

JACCの仲間たちが参加者にアドバイスしながら作業が行われています。

2018年ぺダリアンの集いを振り返ってみて・・・
Bike&Campを主宰されている山下晃和評議員のこのイベントにかける熱い熱意に感動しました。数年前にツーリングしてこのキャンプ場にたどり着いた時、真っ暗闇の中にまるで桃源郷のようなとても素敵な施設が現れたと感動されたそうです。
この地をベースとして自転車、キャンプそのものを体感していただこうと自費でスタートしました。
いつか海外ツーリングにも興味を抱いてくれる方も育ってほしいという願いを込め彼のエネルギーをつぎ込んでいるのだと思います・
今回このイベントにJACCもお手伝いせなあかんと感じ仲間に呼びかけたところ延べ20名ほどの方が全国から集まって来てくれました。
日名さん、昨年に続き今回往路自走されて来られ、こちらのサイクリングコースの設定までしていただきました。ありがとうございました。
高橋君、昼食をご一緒する間もなく往復自走で帰られました。暑い中ありがとう。
藤田さんご夫妻、今されている仕事の現場が近いと私たちに会いに来てくれました。夕食ご一緒出来てよかったです。
集いの海外帰国報告をお願いした藤本芳一さん、楽しいお話で時を忘れましたよ。
パンク修理ワークショップの時、虫ゴムの準備を忘れたことに気付き頭の中が真っ白になっている私を助け、近くのスーパーへバイクを飛ばして買ってきてくれた磯田喜之君、本当に、本当に感謝です。
30分前の出来事でした!皆さんごめんなさい。
お時間をいただいたワークショップは仲間のアシストがあったとはいえ、初心者の皆さん結構手際よく完成度の高い作業をされ喜んでいらっしゃました。
JACCの仲間もパーク外のサイクリングで楽しんでくれました。
そして最後に食事の準備、イベントのお手伝いをしてくれたJACCの皆さんに感謝します。本当にありがとうございました。
かゆい所に手の届く仲間たちに感謝!感謝!
そして山下君、スタッフの皆さん、JACCの仲間たち、
お疲れさまでした。
JACC事務局長 出口隆二